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DATE : 2024/05/08 (Wed)
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DATE : 2007/11/25 (Sun)

優勝は、やはり、大本命と評判のキム・ヨナ(韓国)だった。3回転-3回転のコンビネーションジャンプを成功させると、減点のないジャンプを披露し、中野友加里に25点の差をつける圧勝を飾った。中国杯、今回と続けて190点を越える高得点での優勝で、ファイナルでも、優勝候補のトップにいることを印象づける演技だった。

中野友加里(早大)がスケートカナダにつづき、今回もトリプルアクセルを成功させ、ジャンプは回転不足による減点はあったものの全てを成功させて、自身としては満足の演技で172.77の自己最高得点で2位のなり、グランプリファイナル(トリノ)への進出を決定した。中野友加里は、トリプルアクセルの成功と自己最高得点が、よほどうれしかったのか涙で声援に応えた。

ファイナルへの進出決定は、日本では浅田真央(中京高校)に続いて2人目となる。

村主章枝(AVEX)は、フリーで順位を後退させ、5位にとどまり、ファイナル進出はならなかった。

これで、グランプリファイナル進出者は、浅田真央、キミー・マイズナー(米)、キム・ヨナ(韓国)、中野裕加里の4人が決定し、残る席は2つとなった。その席に、NHK杯で安藤美姫が挑戦することになる。

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DATE : 2007/11/25 (Sun)

前宣伝のせいもあるが、期待してみた。さすがに、力のいった作品らしく、セットなどもそれらしさを感じさせるものだった。松本清張の作品では、今週のはじめに再放送された「霧の旗」は田村高広の名演技も含めて、納得のものだっただけに、今日の「点と線」も期待が膨らむものになった。

確かに、映像にするには難しい作品だと思った。問題点を出来る限り単純化し、疑問も絞り込むことは難しい作業だったろう。苦心の脚本であることが伝わってくるものだ。しかし、違和感なく、見続けることが出来た。ストーリーが単純になった分だけ、事件に対する人間の迫っていく姿がクローズアップされているように感じた。ただ、松本清張の作品の、もう一つの楽しみである謎解きの魅力は、削られていたように感じた。その点から、後編のアリバイ崩しがどんなつくりになっているのか楽しみになった。特定化された、人間の描き方は出来ているが、必ずしも魅力を感じるほどではなかった。原作を読んだ際は、鳥飼刑事に憧れを持ったものだが、今回はそうはならなかった。それは、見る人間が、原作を読んだ際から変わっているからなのかも知れないが。


DATE : 2007/11/24 (Sat)

24日の日刊スポーツに「魁皇引退」の記事が掲載されている。勝ち越せば、初場所も魁皇の姿を見ることが出来ると九州場所が開かれている福岡国際センターは連日の魁皇応援の観客で、熱気ある応援が続いている。

日刊スポーツ誌によると、既に7日に地元後援会の幹部に「九州場所後に引退」と語っていたということなので、九州場所に入る前の決断だったということになる。報道のとおりなら、20年に及ぶ土俵ということになる。

魁皇という力士は、怪我・負傷と同居したような力士だった。身体さえ無事だったら、横綱になっていておかしくない、強烈な強さと自分の型を持った力士だった。それだけに、強い時とあっけなく敗北するときのギャップが印象深いものにしたのかもしれない。落ち着いた相撲取りらしい風情は、力士の中でも、角界をリードする趣をもった力士だった。魁皇の相撲からは、スポーツという匂いはあまりしない、国技、相撲道といった言葉が似合うように思った。外国人が中心のいまの大相撲には少なくなったタイプかも知れない。魁皇が消えると寂しくなる。これからは、後進を育てる仕事になるようなので、第2の魁皇を育ててくれることだろう。


DATE : 2007/11/24 (Sat)

フィギュアスケート・グランプリ・シリーズ第5戦がロシアのモスクワで23日から開催された。注目の女子ショート・プログラムでは、今大会優勝候補の韓国キム・ヨナが、63.50で順当にトップに立った。キム・ヨナは、グランプリファイナル(トリノ)では、日本の浅田真央(中京高校)と優勝を争うと予想されている存在で、新採点方式でも、全く減点のない唯一の選手だ。今回も順当にスタートを切ったこととなる。日本の中野友加里(早大)がジャンプではノーミスで、60.502位と好スタートを切っている。また、前回、中国杯ではSP11位スタートとなって苦戦した村主章枝(AVEX)は、56,184位スタートとまずまずの出だしとなっている。フリーは、明日24日行われる。

中野友加里(早大)は、このままの順位を維持すれば、キム・ヨナ(韓国)とともに、ファイナル進出が有力になる。

男子は、小塚崇彦(トヨタ自動車)が出場したが、7位発進だった。


DATE : 2007/11/23 (Fri)

今週のグランプリシリーズのロシアカップは、モスクワで行われる。日本からの参加は、中野友加里、村主章枝、小塚崇彦の3人だ。それぞれ、2位、4位、8位というのが、前回の順位だった。グランプリファイナルへの出場は、6人、浅田真央が既に1位、1位で出場を決めた。合わせて1位、2位の米のキミー・マイズナーの出場も決まった。この大会で、中野友加里が、2位ならまず当確だろう。村主章枝は、優勝以外には厳しい。

前回のグランプリで、中野友加里、村主章枝の2人とも、SPでの失敗がひびいて、苦戦を強いられた。中野友加里は、盛り返したものの、村主章枝は、フリーで追い上げたものの4位にとどまった。SPの演技で、前回の修正ができるか、大きなポイントになる。演技の評価が変わった点が問題になる、エッジの使い方までチェックされるもので、これまで日本選手は、ことごとく減点されている。修正が出来るか、また、演技の構成なども問題になってこよう。

6人枠は、かなり厳しい壁だが、昨年は3人がファイナルに進んだ。残る席は4つ、男子は、自身のステップアップの演技をめざす。

DATE : 2007/11/22 (Thu)

国内女子ツアー最終戦、「LPGAチャンピオンシップリコーカップ」は、今季賞金ランキングの上位25名とランキング26位以下の優勝者5名、合計30名が出場して行われる大会だ。

注目は、賞金王と来期の米ツアーのシード権をとった上田桃子だろう。若手の台頭が目立つ07年だったが、中でも上田桃子の、急成長は断然の存在を印象づけるものだった。さてその上田桃子の抜けた穴を誰が埋めるのか、ポスト上田のチャレンジャーを探す意味もありそうな、最終戦になった。

初日飛び出したのは、不動裕理だった、7アンダー65と2位に4打差の強烈なスーパースタートだった。2位には大山、米山がつけた。

上田桃子は、出入りの多いゴルフで1アンダー7位タイ、ほぼ同じような内容で横峯さくらがイーブンパー11位タイだった。爆発力を秘める2人だけに2日目以降に期待したい。激戦の最終戦に期待したい。


DATE : 2007/11/21 (Wed)

反町ジャパンが0-0のスコアレスドローで北京五輪を決定した。この北京五輪アジア最終予選を負けるようなことがあれば、Jリーグが誕生して、伸びに伸びたサッカー人気にかげりが出るかもしれない。勝てば、さらに、人気は上がるだろう。オリンピックは、国民の注目の的だ、選手の名前も覚えてもらえる。ヒーローが生まれれば、Jリーグへの観客動員にも影響がある。勝つことを求められるサウジアラビア戦だ。サウジアラビアも勝てば北京五輪が決定する一戦だ、気持ちは同じだ。決して侮れない。

試合は、1920分開始された。反町ジャパンのFWは、ベトナム戦活躍の岡崎、李だ。

前半、攻勢は、やはりサウジアラビアだった。ボールの支配率もうわまわっている、反町ジャパンは防戦を余儀なくされた。だがディフェンスはしっかりしていた、クリアはできている。日本も時折カウンター攻撃で、互角の展開のまま、前半を終えた。

後半の立ち上がり、決定的なチャンスをつくったが、得点できない。均衡した息詰まる試合が続いた。攻めてはいるが、得点できず、危険な時間がつづく、どちらにカウンターの得点があっても不思議ではない。残す時間もわずかになるが、均衡状態のまま、ロスタイムは2分。残り1分、試合終了。北京五輪が決った。反町ジャパンおめでとう!!


DATE : 2007/11/20 (Tue)

ミシュランといえば、日本では、F1レースで日本のブリジストンとタイヤで勝負している会社という方が知られているだろう。三ツ星ホテル、三ツ星レストランというのは、知っていても、タイヤのメーカーが出しているものとは知らない方もいらっしゃるかも知れない。日本には、三ツ星レストランというものはなかった。それは、ミシュランが、日本版を出していなかったからに過ぎないのです。ところが、そのミシュランが、東京版を出すことになり、発刊の記者会見が行われた。

 東京には、三ツ星レストランが8店あるという。世界でも、三ツ星というのは数えるほどしかないのからすると8店という数は、破格の数字だ。二つ星、一つ星を含めると150店になった。ミシュランガイドからは、これも破格の店数らしい。このガイドは、覆面調査員によって毎年改訂されていくことになる。グレードをあげ、質の向上を図るという点からは、意義はありそうだ。

 しかし、味覚に鈍感な、西欧の評価が妥当かどうか疑問もある。日本人が半分評価委員にいるようだが、そもそも日本人の味覚は、西欧の人には理解できないだろう。実際に、外国で食事したことのある人なら、ご存知のはずだ。三ツ星が、もっとあってもおかしくないのが日本なのですよといいたい。

 


DATE : 2007/11/19 (Mon)

Jリーグは、浦和レッズの優勝決定の瞬間をめぐって、最後の戦いがおこなわれている。優勝の可能性を残す、浦和レッズ、ガンバ大坂、鹿島アントラーズがすばらしい試合で、07Jリーグの結末を迎えようとしている。言うまでもなく、圧倒的に、浦和レッズ有利は、あきらかだが、ガンバ大坂も鹿島アントラーズも、あきらめることなく最後の戦いを続けている。残り2試合に、浦和レッズは、1勝すれば優勝のところに来ている。今週は、鹿島アントラーズ戦となるが、たとえ敗戦の場合でも、次週は横浜FC戦になっており、浦和レッズの負けは考えにくい。しかし、優勝の可能性が残る、鹿島アントラーズも、全力を挙げた戦いを行い6連勝で、わずかでも浦和レッズに迫ってきた。ガンバ大坂も、全て勝つスタンスを持ち続けており、Jリーグは、大きな盛り上がりの結末を迎えようとしている。浦和レッズのACL制覇など、今年のJリーグに関しては、浦和レッズの制覇が望ましいものになってはいるが、最後まで、安易な決着を許さない、激戦の結末を期待したい。

 

 


DATE : 2007/11/18 (Sun)

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ今季第4戦、フランス杯は17日、女子フリーを行われた。SP1位の浅田真央がそのままリードを守りグランプリの連続優勝を飾った。グランプリ第1戦の優勝、キミー・マイズナーが2位だった。沢田亜紀は、SPからの修正がきかず11位に終わった。

浅田真央は、フリーでも1位の12290点をマークして、グランプリ2勝、通算5勝目とグランプリ・ファイナルの出場を確定した。

キミー・マイズナーも2位でファイナル進出を決めた。

浅田は、自己ベストには及ばなかったものの、SPとは明らかにちがうすべりを披露した。演技の立ち上がりトリプルエクセルで転倒したときは、どうなるのか心配されたが、動揺することなく、落ちついたすべりで、コンビネーションジャンプを成功させ、2位以下に大きな差をつけるフリー演技となった。中国杯のキム・ヨナの得点に大きな差をつけられた点など、ファイナルへの不安として残るが、早めにファイナル進出を決めたことで、十分な調整が可能な点に期待したい。イタリア・トリノが楽しみになった。


DATE : 2007/11/18 (Sun)

注目の東京国際女子マラソンが18日、12時に発走となった。北京への日本の期待、金メダリスト野口みずきの登場で注目された。2年ぶりのレースだが調子は絶好という。潜在能力の渋井陽子も注目された。このところの駅伝などですばらしい快走をみせており、土佐礼子とのW北京へ向けて、誰もが一騎打ちを予想するスタートとなった。

レースは、スタートから野口みずき、渋井陽子の先行で、招待選手の大南博美、ケニアのコスゲイ、イタリアのジェノベーゼの5人が先導するかたちとなった。20キロでは、野口みずきと渋井陽子の一騎打ちの様相になったが、一旦遅れたコスゲイが中間点で盛り返し、3人の並走が続いた。30キロ前で渋井が突如遅れ始め、暑さに耐えられないのか、差がひろがっていった。35キロは野口みずきにやや遅れてコスゲイが続く、渋井は大きく後退してしまった。37キロで野口みずきはスパートし、コスゲイを置き去りにし独走状態に入った。野口みずきは終盤の坂に入るとさらにペースをアップした。過去の記録を上回る完璧な独走で、ぶっちぎりの走りに持ち込み、北京五輪への代表をほぼ確定させるすばらしいレースで完勝した。野口みずきの走りは、完璧で、王者の計算し尽くされたものだった。北京五輪に大きな夢を描ける内容でもあった。ラドクリフとの一騎打ちが楽しみになる快走だった。

 


DATE : 2007/11/18 (Sun)

オシムのためにも、何が何でも反町ジャパンは勝たなければならない試合となった。FWの得点が、未だに無いなどの不安が無いでもなかった、しかもアウェーでの戦いで楽観できない状況下ではあった。しかし、立ち上がりから、動きは良かった、ボールのつなぎもよく、ボール支配率もリードしていたが、早くも前半岡崎が倒されフリーキックを得ると、水野に合わせた李がとびこみ、ヘディングシュートで先制のゴールを決めた。さらに、今度は本田にあわせて、ふたたび李がヘディングを決めて2点目をあげた。

 前半からのリードで、アドバンテージを握ると、ベトナムのディフェンスが厳しくなるのは当然だが、ここで、44分、岡崎がペナルティーエリアで倒され、貴重なPKを獲得し、慎重に本田が左隅に蹴りこんだ。前半を3-0で折り返すこととなった。反町ジャパン初の快挙だった。

 後半、さらに得点が期待された反町ジャパンだが、以外や、ボールはベトナムに支配される時間がつづくことになる、何度となく攻め込まれることになり、フォローのボールも拾えない、厳しい時間が延々と続くことになった。

 ここで1点欲しい日本に42分FKが来た、水野のクロスに細貝があわせて、貴重な4点目が入った。この後PKのチャンスもあったが、これは残念な結果に終わった。しかし、大きな勝利であることは間違いない。


DATE : 2007/11/17 (Sat)

 フィギュアスケートのグランプリ・シリーズ第4戦フランス杯で、浅田真央はSPを1位でスタートした。コンビネーションジャンプでは失敗したが、1位なら、まずまずということが出来るだろう。

 浅田真央が演技後泣いた。カナダにつづいての連続SPでの失敗が、自分自身で許せなかったのだろう。また、自信もあったのだろう。だからこその自分でも納得の演技ではなかったのだろう。スケートアメリカの覇者であるキミー・マイズナー(米)も不出来だったが、1点未満差で、2位ということからすると、あまり良いできではなかった可能性もある。フリーでの勝負になる。前大会のカナダのように、また、トリプルアクセルの封印もあるかもしれない。しかし、インタビューでは「明日は、トリプルアクセルも飛ぶので・・・」と明言した。浅田真央の渾身のすべりを、フリーで期待しよう。浅田真央の満面の笑顔で、グランプリ・ファイナル進出を決めて欲しい。

 沢田亜紀は、ジャンプの全てが回転不足と判定され、低評価で、最下位スタートになってしまった。初めてのチャレンジだし、フリーで、逆襲して欲しい。

 男子の中庭健介は5位発進だったようです。こちらも、フリーで、今一歩の前進がひつようのようです。

 


DATE : 2007/11/17 (Sat)

 

香川県三豊市のエリエールゴルフクラブで、国内女子ツアー第35戦の「エリエールレディス」が開幕した。

注目は、言うまでも無いことだが、上田桃子</a>の賞金王決定なるかというところだろう。先週は、いまひとつの出来に終始してしまい。賞金王を決められなかった上田桃子だが、今週は、決めてしまいたいところだろう。

気温15度と肌寒いなかでのラウンドとなったが、上田桃子は、1番から好調にスコアを伸ばし、前半だけで5つのバーディを奪う絶好のスタートを切った。後半も2バーディ1ボギーとさらにスコアを伸ばし、66の6アンダーで初日を終え、2位と2打差のトップに立った。

逆転賞金王を目指す横峯さくらは3バーディ3ボギーのイーブンで28位タイ、全美貞は2オーバー47位タイとともに出遅れてしまった。

初日から、これでは上田桃子の独走、ぶっちぎりまで予想されるが、賞金王決定のシーンがイメージできる初日となった。


DATE : 2007/11/16 (Fri)

北京五輪への挑戦だったワールドカップ女子大会は事実上終了した。戦跡をみると、上位とは、差のある第2グループということになるだろう。選手は、北京五輪への出場権をかけて精一杯の奮闘をしたものの現状では、残念ながら、その壁をこえることは出来なかった。

 イタリア、ブラジル、アメリカとの力の差は、歴然としたもので、日本のバレーボールが、このままの方向では、壁を越えられないことがはっきりした大会となった。さらに、若い力の台頭がないかぎり、難しい力関係なのだ。

 しかし、北京への転身は間に合いそうも無い、とりあえず、このまま北京を目指すことになるだろうが、出来るだけ早期に、新しいメンバーによる新チームを考えるべきだろう。相当の覚悟が無ければ、この壁は越えられない。

 今一度の女子バレーの世界制覇を目指すのであれば、厳しくとも、その道を選択するしかないと思うのだが。たとえ、北京に行けたとしても、勝つことはありえない。

 

 


DATE : 2007/11/15 (Thu)

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、エリック・ポンパール杯が15日にフランスのパリで開幕する。

日本からは浅田真央、澤田亜紀、中庭健介の男女合わせ3名が出場する。注目は浅田真央になることは、異論の無いところだが、シリーズ第3戦のキム・ヨナの演技と比べて、浅田真央の演技は、はるかに点数が低かった点だ。今季、踏み切りの判定が厳密になったことによって、減点者が増えている点に注目しなければならない。浅田真央も減点を受けており、演技にも大きな影響を感じさせるものだった。それに比べて、キム・ヨナは、全く減点されることの無い演技を披露しているのだ。それだけでも、現状では、キム・ヨナが抜けた存在になっているということになる。浅田真央は当然、グランプリファイナルが狙いで、各国のグランプリは予選に過ぎないと考えているため、得点より、順位重視なのは理解できるが、課題として、エッジの使い方があることは事実だ。

その辺が、いかに修正されているか、注目点である。

 修正がおこなわれて、高得点での、優勝こそが、グランプリファイナルの条件を整えることになり、キム・ヨナとの戦いが可能になるというのが、ベストなのだが、順位確保で終わることも考えられる。


DATE : 2007/11/14 (Wed)

浦和レッズがアジアのクラブチーム・チャンピオンをめざすACLの決勝戦第2試合が、埼玉スタジアムで行われた。相手のセパハン(イラン)は、アウェー戦でみせたように、明らかに浦和を上回る動きをみせた強敵だ。しかし、埼玉スタジアムは、浦和レッズサポーターの力強い赤い応援で、6万の観客席を埋め尽くした。

 セパハンのボール支配が開始早々から続き、コーナーキックをうばわれるなど、浦和レッズはおされぎみだ。しかし前半22分、センターからのボールがするすると抜けるのにあわせて、永井が力強く先制弾を叩き込んだ。浦和レッズの先制で、セパハンの攻撃は、一層つよいものになったが、浦和レッズも必死に前半をしのいで終えた。

 後半に入っても、セパハンの攻撃的布陣は相当のものだったが、浦和レッズも、闘莉王などのタイムリーなクリアで対抗し、時折みせるカウンター攻撃で度々チャンスをつくった。後半26分ワシントン-永井-阿部で混戦の中から一瞬のゴールを決め、2-0とリードをひろげた。

 それでもセパハンは、なお前がかりの攻めを続ける。浦和レッズは、なかなかコボレだまも拾えない苦しい状態をしいられた。後半40分、永井に代え田中達也が入った。さらにロスタイムでワシントンに代わり岡野が入った。なおもセパハンは、ゴールに迫ってくる。浦和レッズも必死に守り、守り抜いて試合終了のホイッスルがなった。守り、守り、守り抜いた、浦和レッズの得意の勝利だった。埼玉スタジアムが、大きなうねりとなった。

 

 


DATE : 2007/11/13 (Tue)

大相撲九州場所が、福岡国際センターで始まった。横綱朝青龍問題、時津風部屋問題と立て続けにおきた大相撲の危機を抱えた注目の九州場所となったが、初日、2日目とも客の入りはいまいちで、空席が目立つ状況になっている。あれだけの事件を、毎日見せられて、理事長の謝罪の挨拶すらないのでは、当然といえるかもしれない。力士の必死の取り組みに期待するしかない場所だろう。

 九州場所の注目点を上げてみよう。

     白鵬の連覇がなるか

     琴光喜の復活はあるか

     豪栄道のさらなる前進は可能か

     魁皇のかどばん脱出は可能か

     琴奨菊、豊ノ島、豊真将のせいちょうはどうか

     新入幕の若麒麟、若の鵬に注目

     安馬の大関挑戦

 といったところだろう。若手の成長が、いまいちスピードアップしてこないところに少し不満ではあるが、白鵬をのぞいては、力量拮抗のおもしろい場所にはなりそうだ。

 賜杯の行方という点では、白鵬の力が少し抜けており、連覇の公算はかなり高いのではないだろうか。琴光喜、琴欧州あたりに期待したいが、琴光喜は、稽古不十分で体調に疑問があるとの情報もある。琴欧州は、ここ数場所、大関に上がったときの迫力を欠き、もろさを感じる。

 九州場所という点から、地元の魁皇への声援は大きなものがあるが、体調しだいだろう。ただし、大関陥落となると、引退という文字も浮かんでくることになる。かどばん脱出を期待するところまでだろう。


DATE : 2007/11/12 (Mon)

北京五輪をめざす日本代表候補(星野ジャパン)が、12日からの合宿のために11日宮崎入りした。アジアシリーズでのSK(韓国)、統一(台湾)の中日を苦しめた活躍が、危機感を強め、緊張した合宿入りとなったようだ。合宿入りしたのは、25人だが、この合宿を通じて、選手の絞込みを行い、先発の決定等まで進める腹のようだ。

 中日のだらしなさもあったが、確かにSKワイバーンには、五分に戦われた。投手に好投されれば、あわやということもありうる力関係でもあり、事実、中日は負けている。星野監督が気にするのも当然だろう。

 11日、夕刻から開かれた星野ジャパン全体ミーティングでは、選手に「12月の1,2,3日の3試合で決着をつける」という気合の入れようになった。

 北京五輪の出場前に脱落などということは、もちろん許されないことだし、日本の野球にとっても大きな痛手になる。ここで、その気になって、臨戦態勢をつくる日本代表に、さすがと思わせられる。さすが、星野監督というところか。

 選手も、その気になって、巨人の阿部他数名は、前もって宮崎入りしたとも言われている。頼もしい限りだ。星野ジャパンの奮闘を期待したい。

 19日には、練習試合として、巨人との一戦も予定されている。万全の準備が着々と進んでいるようだ。


DATE : 2007/11/11 (Sun)

グランプリ中国、第3戦は、順当にキム・ヨナ(韓国)が優勝した。一部には、腰痛の心配などもあったが、結果からは、断然の存在をみせた。すべりそのものは、多少過多さがあり、不安がないでもなかったが、アクセルをⅠ回転でおえるミスがあっただけの安定感は、やはり、他との力の差は歴然だった。

前グランプリの結果から、期待した14歳のキャロライン・ジャン(米国)は、途中で足を痛めたのか元々不安があったのか分からないが、気にするそぶりを見せ、後半のすべりは、かわいそうだった。しかし、将来性を感じさせるスケーティングは十分みせた。2位なら上出来といってよいだろう、ファイナル出場も、微妙ではあるが、多少は可能性が残った結果だ。

 11位というポジションからの村主章枝は、きびしいフリーとなったが、屈辱のSPからフリー3位と安定したスケーティングで4位まで持ち直したのはさすがといっていい。次戦に期待を残す結果まで押し上げたとしたい。ショートプログラムでトップだったカロリナ・コストナー(イタリア)は、立ち上がりからジャンプに失敗すると、全く迫力を欠くすべりで、スタミナ面での不安も感じた。SPの貯金で、3位にとどまったものの、あきらかに、上位2人とは、力の差を感じさせる内容だった。キム・ヨナは今年のグランプリ最高得点をたたき出したが、結局ここでは力が断然だったということか。


DATE : 2007/11/10 (Sat)

高級料亭で知られる「船場吉兆」の期限切れ商品の販売が、福岡県博多で露見した事件は、未だ決着がついたわけではないが、9日、農水省は、さらに「船場吉兆」本店でも、多くの商品に加工食品品質表示に違反があったことを明らかにした。福岡市での事件後、同社は、現場の担当者だけの問題で、会社としての関与は無いと明言していたが、「船場吉兆」の会社ぐるみの不正販売である疑いが強いとしている。農水省は、さらに調査を続けるようだが、既に、「船場吉兆」の社長と九州担当取締役が辞任しており、白黒は明白という状況だ。

 それにしても、同類の事件がつづき、とどまるところが無い。不二家の事件は、事実上の会社の閉鎖へと繋がった。「白い恋人」こそ、営業を再開するということになったようだが、いくつかの会社は、倒産にいたっている。

 社会的な制裁を受けて当然の事件ではあるが、どうしてそこまでと、不思議でならない。

 三重県伊勢の「赤福」以下の事件を見ると、けっして特別な会社だけがやっていたのではないことも明らかになっている。全てとは言わないが、多くが同様のことをやっていたということだ。

 実に恐ろしいことを、平気でできる、感覚が麻痺した企業が、生き続けている。

 消費者に、真実、事実をさぐる手立てがないだけに、行政の責任は大きい。

 まだまだ、当分の間、食品をめぐる虚偽、インチキは、続きそうだ。老舗といわれたところでも、どうように事件がおきているだけに、油断できない。


DATE : 2007/11/09 (Fri)

8日、フィギュアスケート、国際スケート連盟グランプリ第3戦中国杯(ハルピン)のショートプログラムがおこなわれた。注目は、日本から参加する村主章枝となるのだが、これから、浅田真央と激しいトップを争うことになりそうな、2人が登場する。一人は、言うまでもなく、キム・ヨナ(韓国)ということになる。今季初戦で仕上がり状態だけが問題だが、普通にすべれば当然トップは見えてくる。そして、特注中の特注が、ジュニア世界チャンピオンで、第1戦の3位でみせたパールスピンの14歳キャロライン・ジャン(米国)だ。さらに、今季の欧州選手権覇者、カロリナ・コストナー(イタリア)あたりだろう。

 村主章枝は、滑り出しのジャンプを連続して失敗し、大きく出遅れて、11位にとどまった。フリーに期待したいが、相当に厳しい結果が予想される。キム・ヨナもコンビネーションジャンプのミスが、影響し、得点を伸ばせず、わずかの差だか3位にとどまっている。

 そして、トップに躍り出たのが、カロリナ・コストナーだった。キャロライン・ジャンは2位でフリーに向かう。何度見ても、パールスピンは、すばらしい。身体の柔らかさを生かしたスケーティングは、さらに今後の成長を感じさせるものだ。10日のフリーが楽しみになってきた。

 


DATE : 2007/11/08 (Thu)

アジアチャンピオンズリーグ決勝戦(浦和レッズ-セパハン)の第1戦が7日、イランのイスファハンで行われた。

アウェーの厳しい環境の中で、浦和レッズは前半終了間際の44分、ポンテの先制ゴールでリードを奪った。後半開始直後の1分に失点を許したが、その後はかろうじて猛攻をしのぎきり、貴重なアウェーでの引き分けで終えることができた。

セパハンの直線的な、スピード十分な攻めに押され続け、浦和レッズは、負けてもおかしくないような試合内容だったことを考えれば、アウェーで貴重な得点をあげ、ドローに持ち込んだことは非常に大きな成果だった。ホームの埼玉スタジアムに戻っての、勝利もしくは0-0の引き分けならば、ホーム&アウェー方式によって、浦和レッズの優勝となる。貴重なアウェーゴールにより、守備を中心にした堅い守りの得意のパターンに持ち込み、優位に試合を進めることができそうだ。山田、闘莉王の復帰も期待できるかもしれない。計り知れないプラスが期待できそうで、日本としては、初めてのアジア・チャンピオンへの道が近づいたといえそうだ。第2戦は来週14日に行われる。


DATE : 2007/11/07 (Wed)

血液製剤によるC型肝炎に感染したとして国と製薬会社の損害賠償を求めた薬害肝炎大阪訴訟の控訴審で、大阪高裁が、7日、和解を勧告した。裁判長は、いろいろな調整事項は残っているが、和解成立の可能性があると判断したとし、12月7日頃までに和解の骨子案をだすとしている。和解が成立することになると、全国で行われてきている薬害訴訟の今後にも影響を与えることになるだろう。

 これを受けて、既に、福田総理大臣は、責任を認めており、舛添厚労相も謝罪と補償に応じる意向を明確にしているが、補償の範囲などをめぐって、どこまで双方の譲歩が可能か問題となりそうだ。特に補償の範囲については、これまでの判決でも、微妙に見解が異なっており、判断は分かれている。

 感染がわかっていても、インターフェロン治療の自己負担がおおきく、全く治療を行っていない人までいると言われている。インターフェロン治療には、月に7万円かかるともいわれている。経済的負担は相当のもので、早期の解決が望まれる。情報の隠蔽などもおこなわれ、許しがたい国と製薬会社の責任は大きい。全面的に、患者の要求に応えてしかるべきだと思う。


DATE : 2007/11/06 (Tue)

どうしてこういう事件が、成り立つのだろうか?

「血液がさらさら」になるという金属製のブレスレットを不当に高額で販売したとして、サンキョーコーポレーションの役員7人が逮捕された。

千葉県は、押収した販売台帳から、8200人に販売し、約25億円を売り上げていたとみて調査している。

「血液さらさら」といううたい文句は、よく聞く言葉ではある、しかし、25億円というのは、いかに多くの人が騙されていたかを物語るものでもあり、詐欺が横行する日本の社会を改めて考えさせられる事件だ。食品の偽装事件が、このところ続けざまに発生していた。今回の詐欺は、たかが2万円で仕入れたブレスレットを、20万円から45万円で売りつけていたということになり、販売に当たっては「血液検査」と称して、客から採血まで行って、顧客の不安、「健康に良くない」と煽っていた。そもそも血液の状態が悪いというのであれば、ブレスレットなどで改善するものでないことは明らかであるといわれており、悪質な商法として「血液さらさら」のうたい文句に、多くの人が騙されたということだ。

それにしても、これほど簡単に、詐欺の健康機器販売が成り立つことに、驚かされる。

騙されないように、気をつけましょう

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