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category: ニュース
DATE : 2007/11/10 (Sat)
DATE : 2007/11/10 (Sat)
高級料亭で知られる「船場吉兆」の期限切れ商品の販売が、福岡県博多で露見した事件は、未だ決着がついたわけではないが、9日、農水省は、さらに「船場吉兆」本店でも、多くの商品に加工食品品質表示に違反があったことを明らかにした。福岡市での事件後、同社は、現場の担当者だけの問題で、会社としての関与は無いと明言していたが、「船場吉兆」の会社ぐるみの不正販売である疑いが強いとしている。農水省は、さらに調査を続けるようだが、既に、「船場吉兆」の社長と九州担当取締役が辞任しており、白黒は明白という状況だ。
それにしても、同類の事件がつづき、とどまるところが無い。不二家の事件は、事実上の会社の閉鎖へと繋がった。「白い恋人」こそ、営業を再開するということになったようだが、いくつかの会社は、倒産にいたっている。
社会的な制裁を受けて当然の事件ではあるが、どうしてそこまでと、不思議でならない。
三重県伊勢の「赤福」以下の事件を見ると、けっして特別な会社だけがやっていたのではないことも明らかになっている。全てとは言わないが、多くが同様のことをやっていたということだ。
実に恐ろしいことを、平気でできる、感覚が麻痺した企業が、生き続けている。
消費者に、真実、事実をさぐる手立てがないだけに、行政の責任は大きい。
まだまだ、当分の間、食品をめぐる虚偽、インチキは、続きそうだ。老舗といわれたところでも、どうように事件がおきているだけに、油断できない。
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