忍者ブログ

スポンサード リンク

[1] [2] [3] [4] [5]

DATE : 2024/05/05 (Sun)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


DATE : 2007/09/18 (Tue)

ブラジルで開催されている世界柔道は最終日を迎えた。

 3日間の戦跡は、過去のどの大会よりも日本にとって厳しいものに終わった。

 特に男子の敗戦は目を覆いたくなるものだ。よもやの鈴木、井上だけでなく、金には程遠いところで、敗退した。8階級中5階級での5輪出場権を逃すことにもなった。女子は、厳しい結果ながら、7個のメダルをとり、7階級の五輪出場権を獲得した。見方によれば、頑張ったと言う評価もできよう。

 4日目の最終日、やっと柔道日本の意地を見た。女子無差別級、塚田の「ばてたけど、噛み付いてでも勝つ~」には、気迫を感じた。初日の銀に続いての金奪取となった。谷亮子はさすがの試合運びで、隙を突く勝負強さはさすがだった。公約の「ママでも金」を、谷亮子は3年のブランクをものともせず、達成したのだから、やはり日本柔道のエースであることを再認識させられた。

 男子柔道は、無差別級で、日本の3番手棟田康幸が最後の最後に、無差別級一冠を奪取した。試合中、時々、鈴木、井上に視線を送り、「やるから見ててくれ」と言わんばかりの、集中した試合運びは、感動すら覚えるくらいだった。試合もチャンピオンらしい、落ち着きと、格上の技のキレを見せるものだった。

 今世界柔道の金メダルは、3個にとどまったが、最終日に日本柔道の片鱗は見せてもらった。建て直しは大変だろうが、野村の復活もあわせて、リベンジを期待したい。

PR

DATE : 2007/09/17 (Mon)

ブラジル・リオで開催されている世界柔道は3日目を終了して、男子は銅メダル1個に終わっている。このままということもありそうな状況で、日本柔道の建て直しが、来年の北京にむけての課題となった。

 女子は、まずまずの成績ともみられるが、頂点をめざすには、男子同様に課題は多い。

 残るは男女4階級、最終日を迎えるが、何とか次に繋がる試合を見てみたい。

 ここまで追い込まれると、谷亮子の金に期待が集中する。国内でも一時ほどの圧倒的な力の差を見られなくなっているだけに、過大な期待はかわいそうな気もするが、これまでのキャリア、日本女子柔道を支えてきたこと考えると、なんとかクリアしてくれるのではないだろうか。

 谷亮子の強みは、世界柔道にフィットした試合運びができると言う点だ。世界柔道では、組み手をとるや、直ちに仕掛けるというスピードを身上とする試合運びが絶対有利に作用する。その点が、これまで惨敗してきた日本の選手との違いだ。ただし、体力面での不安が今回に限ってはある。出産後の最初の世界柔道、決して油断できない厳しい舞台であることは間違いない。

 北京五輪前年の世界柔道での、惨敗は、日本にとって厳しい課題を突きつけられたことにはなるが、前年でよかったとも考えられる。ポイントを取られているのに、攻められない柔道では、勝てるはずがない。谷亮子に、負けない、勝つ柔道を見せてほしい。それが、次に繋がると思うが、どうだろうか。


DATE : 2007/09/16 (Sun)

国技館で行われている大相撲秋場所は前半戦を終えた。大相撲秋場所は中日を終えて、全勝で折り返したのは、安美錦ただ一人、一敗で、白鵬、千代大海、旭天鵬、豪栄道の4人が続いている。安美錦は相撲内容も文句のないもので好調そのもの、大相撲秋場所後半戦にも期待が持てそうだ。ただし、上位陣との対戦はこれからで、どこまで頑張れるか期待したい。一敗組では、白鵬の危なげない内容は、一人横綱としての貫禄と責任を十分に果たす内容になっている。安美錦の先行を許してはいるが、対戦も残しており、事実上のトップとみなしても良かろう。新入幕の豪栄道の快進撃は賞賛もの、大相撲秋場所の結果は、将来を約束させるものになるだろう。大きな飛躍のステップにこの大相撲秋場所をしてもらいたい。

 成績上位の5人に、2敗組も含めて、これからサバイバルの星のつぶしあいになるが、誰がこの大相撲秋場所の混戦から、抜け出てくるか、まだ琴光喜などもチャンスはある。毎日の取り組みに注目したい。

 大相撲秋場所は、もちろん優勝を争うレースにも注目ではあるが、期待の若手がどこまで前進してくるかも、同じくらいに興味をそそられる。

 その筆頭は、まず安馬だろう。絶好調と言える出来で、上位陣との取り組みを終えており、後半間違いなく星を伸ばしてくるはずだ。あと、ピックアップすれば、琴光喜、豊真将、琴奨菊、豊ノ島、豪風、豪栄道、嘉風などに、上位進出の期待をしたい。

 特に、豪栄道には、将来の相撲界を背負うくらいの期待をかけている。さて、大相撲秋場所後半をどう戦うだろうか期待は大きい。


DATE : 2007/09/15 (Sat)

世界柔道の前半戦男女8階級が終了した。日本には、何ともいえない、くやしい、その怒りをどうすればよいのかわからない、ストレスのたまる2日間だった。

 特に、選手自身も、納得がいかない判定がわかるから、なお一層、応援するものにとって、無念でならなかった。

 この世界柔道をみていて、感じさせられたのは、選手の目指す柔道と世界の柔道が明らかに違っているということではなかっただろうか。「負けた気がしない」と言う言葉に鍵があるように思った。「負けた気がしない」なら、次も勝つ保証はないだろう、どうすれば勝てるかを考えるとき、その敗因を明確に知ることなしには、次の対策を考えることは出来ないからだ。

 確かに、「日本柔道の、組み合って、投げて、一本をとる」という柔道を捨てがたい気持ちは、日本人なら誰も、柔道をやったことのあるものなら誰もが感じることだろう。しかし、世界の柔道は、そういうものではなくなっているのだ。世界柔道連盟から日本人の山下が、理事就任を選挙で拒否された。既に、柔道というスポーツは、日本人が考えるものとは違うものとして確立したと考えなければならないのではないか。

 確かに、無念ではある。しかし、柔道というものが、世界に受け入れられて、確立したということも言える。この世界柔道は、日本柔道界が世界柔道への転換を図らなければならないことを求められた大会なのかもしれない。

DATE : 2007/09/14 (Fri)

国技館で行われている大相撲秋場所は5日目を終えた。各力士の好不調も見えてきて、ますます面白い相撲が期待できそうだ。

 初日の白鵬、3日目の琴光喜の対安馬敗戦はあったが、序盤から崩れてしまうという上位陣もなく、何とか踏ん張っているというところだろう。

 白鵬、琴光喜には、無事に中盤戦を乗り切ってもらいたいものだ。2人とも内容は決して悪くない。

 魁皇が厳しい星勘定になってはいるが、足の状況が本当ではないので、これは仕方がない。何とか勝ち越しを目指してほしいが、厳しい。

 あとの大関、横綱はそろって41敗で5日目を乗り切った。まずまずといったところだろう。上位陣が、それぞれに期待を持って中盤戦を迎えられるのは、見るものにとっても、楽しめる。

 下位の力士では、注目していた豪栄道が、41敗で力を示している。全勝で乗り切ったのが、春日王、安美錦の2人だ。好調を維持して、おもしろい相撲を見せてほしい。

 安馬、雅山も好調な相撲を見せてくれている。稽古十分な安馬には大関への足がかりの場所にしてもらいたい。横綱、大関との対戦のなかで、3勝2敗は、立派な成績だ。まだ期待可能だろう。

 全般に、相撲内容もよく、拮抗した序盤戦だった。

 上位陣の安定が、全体にしまった場所にしている。大いに、期待できる中盤戦になりそうな予感がする。


DATE : 2007/09/14 (Fri)

国技館で行われている大相撲秋場所は5日目を終えた。各力士の好不調も見えてきて、ますます面白い相撲が期待できそうだ。

 初日の白鵬、3日目の琴光喜の対安馬敗戦はあったが、序盤から崩れてしまうという上位陣もなく、何とか踏ん張っているというところだろう。

 白鵬、琴光喜には、無事に中盤戦を乗り切ってもらいたいものだ。2人とも内容は決して悪くない。

 魁皇が厳しい星勘定になってはいるが、足の状況が本当ではないので、これは仕方がない。何とか勝ち越しを目指してほしいが、厳しい。

 あとの大関、横綱はそろって41敗で5日目を乗り切った。まずまずといったところだろう。上位陣が、それぞれに期待を持って中盤戦を迎えられるのは、見るものにとっても、楽しめる。

 下位の力士では、注目していた豪栄道が、41敗で力を示している。全勝で乗り切ったのが、春日王、安美錦の2人だ。好調を維持して、おもしろい相撲を見せてほしい。

 安馬、雅山も好調な相撲を見せてくれている。稽古十分な安馬には大関への足がかりの場所にしてもらいたい。横綱、大関との対戦のなかで、3勝2敗は、立派な成績だ。まだ期待可能だろう。

 全般に、相撲内容もよく、拮抗した序盤戦だった。

 上位陣の安定が、全体にしまった場所にしている。大いに、期待できる中盤戦になりそうな予感がする。


DATE : 2007/09/11 (Tue)

大相撲秋場所3日目は、琴光喜が好調の安馬に負け、大関初黒星を喫した。

 何とか序盤戦を乗り切り中盤を迎えて欲しかった琴光喜だが、序盤戦で難敵と思われた安馬戦で、黒星となった。安馬のスピードが、琴光喜に何もさせないままに終わった。

 立会いはほぼ五分に思えたが、安馬の上手をとるのが早く、すかさず出し投げを打たれ、一回転させられ、イッキに押し出されたてしまった。琴光喜は何もさせてもらえずの負けで、対安馬戦の今後の課題をみせた、完敗だった。

 大相撲3日目は、大関、横綱で勝ったのは、千代大海、白鵬の2人だけと、あれた1日となった。とりわけ魁皇は、元気なく3敗となり、とり続けることができるかという内容だった。左足の具合が悪いのだったら休場すべきだと思う。白鵬は、勢いのあるすばやい相撲で2連勝し、やっと波に乗った感じがした。

 第3日目までの相撲で、動きの目立つのは特筆で安馬だ。白鵬と琴光喜の両優勝候補を破ったのは、その表れだ。今場所の核になる可能性も感じる。すでに地力があるのはハッキリしており、大関への足がかりの場所としたい。

 さて、上位陣に不安の残る序盤だが、ここで白鵬、琴光喜が後退することになると、秋場所そのものが壊れてしまう。2人の踏ん張りに期待したい。

 まだ3日目で、展望ははやすぎるが、波乱の予感がする3日となった。若手の奮起も期待したい場所だ。


DATE : 2007/09/11 (Tue)

大相撲秋場所2日目の注目の一番は、それぞれ初日を快勝した琴光喜と豊真将の一番でしょう、ここは豊真将の成長をみる一番でしたが、相撲は、琴光喜のはりざしから、すばやい攻めがまさり、一機に押し出しにしとめた。この一番から、豊真将の攻めの遅さはあいかわらずで、粘りは評価できたとしても、勝負の遅さはなんともしがたい、何らかの変化がないとこれからも苦労しそうな印象を受けるものだった。琴光喜は、絶好調の上に、技のキレも抜群に仕上がっている。攻める姿勢もみえて、気迫を感じるものだった。明日3日目は、好調な強敵安馬との対戦となるが、序盤の山といえる一番になるだろう。琴光喜の無事突破に期待したい。好調ゆえの取りこぼしが怖い。

注目の豪栄道対栃煌山は、豪栄道の出足が一歩勝ってみえたが、さしみが一枚上なのか栃煌山が、低い構えからもろ差しで、いっきに押しきって、対豪栄道戦初勝利をあげた。期待の2人、これからも楽しみな一番が続くことになるだろう。豪栄道には悔しい一番となった。

 初日敗戦の白鵬は、2日目を何とかクリアーする内容で時天空を退けたが、土俵際の不安をちょっと感じた。魁皇は、厳しい場所になるだろうことが予想される、ずるずる後退するだけの内容で敗北した。琴欧州は土俵ぎわもつれて一瞬どうかと思われる物言いがついたが、かろうじて強敵安馬を退けた。期待した琴ノ島は負け、琴奨菊は連勝と明暗の2日目となった。


DATE : 2007/09/10 (Mon)

大相撲秋場所は、9日国技館で初日を迎えた。

このところ話題の朝青龍休場、白鵬の横綱2場所目で優勝なるか、新大関の琴光喜、新入幕豪栄道などで注目の場所ではある。相撲人気にかげりが見えるなか、ファンの期待に応える場所にしてもらいたいものだ。

注目の琴光喜は、出足よく鋭く踏み込み、右上手をとるや余裕の上手出し投げで、栃乃洋くだした。大関の壁を突破した好成績、場所前の稽古でほとんど負けない好調さから、琴光喜は、この秋場所も優勝を争う一人になることは断言できそうだ。

注目の一人横綱の白鵬は、動きの早い好調の安馬に一瞬のすきをつかれ、首投げぎみのかけ投げで、裏返しにされてしまった。よもやの黒星スタートと厳しい初日となった。横綱としての奮闘を期待したい。安馬は、上位の力を着実に示している。

他では、豊真将、これまで負けがこんでいた魁皇に快勝したが、若手の場所ごとの成長を感じる好内容だった。豊ノ島、琴奨菊なども体調のよさを感じる相撲で、初日を無事に白星で飾った。

注目の新入幕、豪栄道は、安定した取り口で、力のある上位と思われた白露山を押し出した。豪栄道は、埼玉栄出身の期待の新人で、今場所の超新星になりそうだ。うまく成長すれば大関、横綱までもという逸材であり、期待は大きい。秋場所初日のここでも何なく突破した。ここで大きく勝ち越すようなら、一機の開花も考えられる。

初日をみて、琴光喜の安定した取り口が特に目をひいた。白鵬の敗戦は非常に残念だったが、重圧にまけない、横綱の相撲をみせて、琴光喜との優勝争いを期待したい。


DATE : 2007/09/09 (Sun)

8日、北海道日本ハムファイターズのヒルマン監督が、今期限りでの退団を緊急記者会見で発表した。

 ヒルマン監督は、家族の問題等での退団を理由にあげ、昨年のように留任、退団で騒動のないように、この時期に発表することとした旨の報告を行ったが、大リーグへの転進ではないかなどの憶測などもあり、報道では疑問の声もささやかれている。

 今後については、ヒルマン監督は、白紙であることを強調したが、退団表明を受けて、米メディアは、大リーグ監督就任の動きがあることを伝えており、日本の球団でのヒルマン監督の実績がアメリカで急上昇して、米球界、大リーグへの復帰の可能性が高くなったことを伝えている。既に、大リーグの2、3球団の名前もあがっているようだ。

 この日、ヒルマン監督と北海道日本ハムファイターズ代表藤井純一から、それぞれ文書によって経過説明も行われている。特別、上記の内容と大差ないが、疑問を払拭できるものでもないため、疑心暗鬼にもとづく報道は続いている。

 しかるべき手続きを経てのことだけに、ヒルマン監督の退団だけは間違いないことになりそうだ。疑問は残るが、ヒルマン監督の退団、帰国の後を待たざるをえないことだろう。

 ヒルマン監督は、就任5年で、アジアのチャンピオンチームを作った実績で、その手腕は、高く評価されて当然だろう。本当にご苦労さんと感謝したい。

 日本ハムファイターズは、今期終了を待たずに、後任監督の人選にはいるが、実績ピークの球団だけに、後任には大変な就任になりそうだ。

 最後を優勝とアジアの最高峰を期待したい。


DATE : 2007/09/09 (Sun)

8日(日本9日)行われた北京五輪サッカーアジア地区最終予選、サウジアラビア戦は、スコアレスドローに終わった。

 日本は、得点力不足を指摘され、新たにセレッソ大阪の森島康仁を追加招集し、平山に代えて先発させた。日本は、このサッカーを、アウェーでの戦い、高温の消耗戦になるなどを考慮してか、ディフェンスを中心で、機敏なチャンスへの転換をめざすサッカーで望んだためか、前半は、ややサウジアラビアの攻めがめだった。日本もしっかりしたディフェンスで互角に応戦するサッカーだった。

 緒戦敗北のサウジアラビアは、勝利を意識した攻めのサッカーで、ゴールをめざしたが、日本のディフェンスを破るような迫力はなかった。ただし、選手の身体能力は、走力などを見ると、明らかに日本の選手を上回る動きをみせており、たびたび日本選手を置き去りにする場面が見られた。

 後半、サウジにイエローカード2枚で、退場者が出たため、このサッカーは、ボールの支配率など、日本に偏る展開になったが、ゴールをわるところまでは持ち込めなかった。

 あいかわらずの得点力不足を露呈するサッカーとなった。

この日、カタールがベトナムと引き分けたため、総得点の差で、カタール1位、日本2位の順となったが、正直各試合を見る限り、4カ国の実力差はほとんどないといっていい状況だ。ちょっとした油断で、脱落ということもある。次のカタール戦で、勝ち点3があげられれば、ややぬけだせるが。負けると、一転きびしい戦いとなる。なかなか大変な試合になりそうだ。


DATE : 2007/09/08 (Sat)

東京六大学野球秋季リーグが9月8日開幕し、早稲田は、対東大戦(神宮)に春季リーグに続いて開幕投手としてハンカチ王子こと、斉藤祐樹が先発した。

 斉藤祐樹投手は、初回から144キロのストレートを投げるなど抜群のキレをみせ、7回、3安打、8奪三振、1四球、無失点で勝ち投手となり5勝目をあげた。

 試合は、早大が初回2点先行すると、主将田中幸長の2ランなどで、9点を奪取して、反撃を1点に凌ぎ、9対1で緒戦圧勝を飾った。斉藤祐樹は1年生で春秋リーグを先発勝利し、東京六大学リーグで80年ぶりの快挙を達成した。

 斉藤祐樹は、初回の2点先行のアドバンテージで登場すると、三振、三振、セカンドゴロと3者凡退に退けると、ストレートは144キロを掲示し、安定した立ち上がりをみせた。

 斉藤祐樹は3回に8番山田に三遊間を抜ける安打を許すが、それ以外は無難に押さえ、安心して見ていられる投球をつづけた。斉藤祐樹にとっては、相手が東大と言うこともあり、肩慣らしといったところだったろうか。東大は、手も足も出ないと言った状況だった。

 斉藤祐樹は、甲子園優勝投手のうえに、ハンカチ王子としても注目をあつめ、春季リーグで4勝、防御率1.65とパーフェクトなデビューを飾った。未だに連勝が続いており、この秋季リーグでの注目点も多く、まだまだハンカチ王子フィーバーは続きそうな、秋季リーグの登場となった。


DATE : 2007/09/03 (Mon)

世界陸上の女子マラソンで、5位まで後退した時、誰もがやっぱりダメかと思ったレースで、土佐礼子が脅威のねばりを発揮し、奇跡の逆転3位に入線し銅メダルを獲得した。

 土佐礼子はこれで、北京オリンピック代表の内定も獲得した。

 土佐礼子の銅メダル獲得は、スポーツ新聞の号外が発行され、駅頭などで配布されるほどの出来事だった。

 苦戦の続いた大阪世界陸上だったがゆえに、土佐礼子の銅メダルは、一層輝きを増すものになったようだ。

 レースは、真夏の、高温下で、優勝タイムが2時間30分を超えることからもわかるように、スローの展開にもかかわらずサバイバルのめったに見られないほどの厳しいレースとなった。土佐礼子は、出場するレースで崩れないのが特徴の安定した力のある選手ではあるが、その土佐礼子が、いったん5位に後退するといったほど厳しいレースだった。

 テレビ報道のなかで、夫の「礼子ここからだ、ここからだ」の応援は、ちょっと感動した。前日の400メートルリレーの朝原婦人の奥野史子の「いけ、いけ、パパ」も感動したが、夫婦、家族で取り組んだ世界陸上を感じた。いずれも、大阪世界陸上の最高の盛り上がりをつくることに貢献した。それだけ、この世界陸上に向けた、選手自身も、家族も、配偶者も、大変な取り組みだったと言うことなのだろう。日本人だけではなく、優勝者が、ゴール前で、息子を探す場面もあった。

 支えているのは、家族なのだなと、感じた世界陸上でもあった。

 土佐礼子のご主人、朝原夫人の奥野史子さん、ご苦労さんでした。


DATE : 2007/09/02 (Sun)

世界陸上代8日目は、男子400m×4の決勝で5着ながら予選につづいて再び日本新記録の走りを見せ、結果的にメダルなしの世界陸上になってしまったが、北京に繋がりそうな気配を見せてくれた。

 この世界陸上が最後の走りとも言われている朝原の走りは、とりわけ素晴らしかった。本当にご苦労さんと言いたい。拍手!!その上で、何とか北京まで頑張って欲しい。お願いしたい気持ちです。

 日本の記録は、アジア新記録でもあり、立派な記録だ。アジア代表として北京でも胸をはって出場できるはずだ。この日の再現があれば、成績もさらに上積み可能だろう。

 さて、世界陸上最終日の女子マラソン、日本はこれまで毎回、誰かが入賞してきたレースでもある。また、北京への代表内定もかかる。

 日本のエースは、言うまでもなく土佐玲子だろう。転倒事故報道の心配はあるが、土佐に凡走はないだろう。安定感は抜群だ。原の爆発力も魅力で、いっきに北京まで、決めてしまう可能性を秘める。残り3人も、それぞれに特徴を持った走りが期待できる。この世界陸上女子マラソンは、いわゆる絶対的な存在がいないだけに、チャンスは等しくあるレースだ。やや、期待に応えられなかった世界陸上の最後の大どんでん返しに期待したい。

 世界で最もレベルが高いといわれる日本女子マラソン界の底力に、世界陸上大坂大会の最後の締めを期待する。


DATE : 2007/09/01 (Sat)

9月1日に行われたさいたまダービーは、Jリーグ首位を走る浦和レッズが大宮アルディージャに大金星を許す結果になった。

 大宮アルディージャは後半15分に森田浩文がレアンドロのアシストから得点し、浦和レッズの猛攻を防ぎ、埼玉ダービーを勝利してみせた。浦和レッズは、トップは守っているものの、ガンバ大阪、鹿島アントラーズが迫ってきており、次週しだいで、トップからの陥落もありうる状況になった。大宮は、リードした後半徹底したガードで浦和レッズの攻撃を防ぎきり、浦和レッズは勝ち点奪取にかけたが、じりじりとした攻めで、ブーイングのなか、予想外の敗北を喫してしまった。

 大宮は、陥落の圏内からの脱出にかけた戦いが大きな一勝につながった。勝ち点3を奪取することになった。まだ、安心できる状況にはないが、わずかな光をとらえる勝利となった。

 浦和レッズは、必勝をねらったはずだったが、何か切れ味を欠く攻めで、結果として敗北してしまった。鹿島アントラーズ、ガンバ大阪とも、平行した試合で確実にリードしており、勝ち点を一機につめてくることになりそうだ。

 浦和レッズのここにいたっての足踏みは、あまりにも痛い結果になった。特に、敗因といえるほどのものもなく、大宮に負けてしまったが、これがダービーの怖いところか。浦和レッズサポーターにとっては、ブーイングも当然の結果だろう。

DATE : 2007/08/30 (Thu)

Jリーグのトップに躍り出た昨年の覇者浦和レッズが、28日の神戸との試合でも順当に勝ち点3を奪取し、4連勝で首位の座をがっちりと守った。

 浦和レッズは、復帰後、動きが順調に良化してきている田中達也が、後半すばらしいポジションから確実にミドルシュートを決めて先制点をあげると、さらに、コーナーキックからのこぼれ球を押し込んで追加点を上げた。ヴィッセル神戸も、大久保の活躍で、今一歩のところまでは持ち込んだが、浦和レッズの固いガードに、ゴールを割ることができず。後半出場の栗原の1点のみにとどまった。

 この日、2位、3位の戦いとなったガンバ大阪と鹿島アントラーズ試合は、浦和レッズへの挑戦者争いとして注目を集めたが、ガンバの圧勝に終わった。

覇権争いは、浦和レッズ、ガンバ大阪の2強の争いになってきたようだ。

 浦和レッズは、このところ快進撃で勝ち点奪取をつづけているが、このところ停滞気味だったガンバ大阪も今日の圧勝で、再浮上してくることもあり、勝ち点差は4のままなので、まだまだ、油断できない状況が続きそうな気配だ。

 浦和レッズの田中が活躍すれば、ガンバ大阪は遠藤が活躍すると言った具合で、中心になる選手の出来が左右しそうなだけに、怖いのは、怪我と言うことになる。両チームとも主力選手の活躍が目立った29日の試合だっただけに、残りは必勝のといった試合が続くので大変だろうが、気力充実の試合を期待したい。

 


DATE : 2007/08/29 (Wed)

世界陸上大阪大会4日目も日本勢は、残念ながら、全て惨敗に終わった。やはり世界陸上のレベルの高さに、完全に飲み込まれた格好になってしまった。期待された末続も第2次予選で、抵抗するところもなく敗退した。ここまでハッキリとした敗北では、力の差を再認識せざるを得ない結果となった。北京への黄信号点灯だ。

 やはり、世界陸上にむけて、世界のトップクラスが、頂上の仕上げで出場してきたことを示している。それに対して、世界陸上の日本開催ということから、浮かれてしまっての結果としか見えない。ハンマー投げの室伏、走り高跳びの醍醐、400メートル障害の為末と、ことごとく敗退したのは、マスコミの騒ぎに、必ずしもベストの状態をつくりえなかった結果ではないだろうか。不満の多い結果になっている。

 世界陸上5日目の見どころは、女子100メートル障害、女子400メートル決勝、男子1500メートル決勝の3つの決勝だろう。女子100メートル障害は、アメリカのミシェル・ベリーに注目か、拮抗した力関係から好レースが期待できそうだ。例年世界陸上のこの種目では、優勝候補の転倒などで波乱が起きている。果たして今年の世界陸上ではどうなるかスリリングなレースになるだろう。

 女子400メートル決勝も接戦が期待できそうだ。非常に厳しいレースだけに、何が起こるかわからないが、力上位に落ち着くだろう。注目はメキシコのアナ・ゲバラということにする。他では、タイソン・ゲイ、副士に注目したい。


DATE : 2007/08/27 (Mon)

ビーチバレーのマーメイドカップに浅尾美和が久しぶりに出場して大変な騒ぎになっている。決勝のチケットは早々に完売と言う。

 ワールドツアーで転戦していたため、日本での出場が久しぶりということもあるのだろうが、その人気たるや、すごい、ビーチバレーに観客が1500人ということ自体が驚きだが、例年の10倍になりそうだという。これほどの観客で見ることが可能か心配になるくらいだ。浅尾美和さまさまといったところだろう。

 結果は、指定席の3位に終わってしまい、なかなか北京五輪は見えてこないが、人気は、変わらず上昇し続けて、集客だけは急上昇している。

 アスリートとしての意識で挑戦をつづけているが、観客は、浅尾美和の美貌と元気の良い姿こそがねらいのようだ。ビーチバレーは、写真撮影禁止だが、モデルもやっている浅尾美和の容姿を放っておくわけもなく、撮影も結構やられているらしい。主催者側も、禁止はしていても、入場料を払ってみてくださるお客様にあまりにも厳しくと言うこともあり、警備体制にも限界があると言ったところで、収まっているようだ。

 肝心の北京へのチャレンジは、強敵ぞろいで、バレーボールの日本代表あがりなどがいて、肝心なところでの敗北が続いて、正直なところ厳しい。もうひとつと言うところにはあるが、勝ち抜くには、決め手がない。人気先行のなかで、目標達成にはいまひとつ何かが足りない、健気な頑張りが夢を開くか、そろそろ正念場になる。


DATE : 2007/08/26 (Sun)

世界陸上第2日目は、決勝進出はならなかったが、朝原の走りとインタビューには、何かしら熱いものを感じた。10年を越える日本代表としての活躍も今回が最後との覚悟があったのか、心から、ご苦労さんといってやりたい衝動に駆られた。本当に寿命の長い選手だった。リレーがまだ残っているが、最後の1走に期待したい。

 400メートル障害の成迫は、決勝進出に、あと一歩足りなかった。

 世界陸上第3日目の見どころは、女子走り幅跳び予選、男子走り高跳び、男子1万メートル決勝、女子100メートル決勝あたりだろう。

 日本選手に注目なら、池田久美子の女子走り幅跳びだろう。東洋の真珠とか、ビジュアルクイーンなどと言われ、美貌に注目があつまっているかに見えるが、普通には、どこにでもいそうな、童顔のアスリートというところか。記録的には、今一歩の記録伸長があれば、そこそこの勝負にはなりそうだが、この今一歩が大変そうだ。記録の壁といった感じもうける現状だが、本人も7メートルを目標にしており、実現させてやりたい。今世界陸上大阪大会なら、舞台としては最高だが。

 記録的には、醍醐直幸の男子走り高跳びも期待可能だろう、入賞候補ではあるだろう。このあたりで、メダルならイッキにもりあがるのだが。期待しましょう。

 


DATE : 2007/08/26 (Sun)

ロシアのエレーナ・イシンバエワ(ロシア)が、07世界陸上大阪大会第2日目の26日、女子棒高跳びの予選に登場する。

 エレーナ・イシンバエワ(ロシア)といえば、世界各地の大会で世界新記録を21度も記録するなどによって、最も注目される女子アスリートとなっている。日本にも、過去何度も来日し、174センチ、66キロのすばらしいスタイルも含めて多くのファンがいることで知られている。

 イシンバエワは、彼女自身も語っているように、この世界陸上大阪大会で、勝利は言うまでもなく、22度目の世界新記録の達成こそを狙っている。

 早々に来日して最終調整してきたこともあり、おそらく女子棒高跳び予選は、1回の跳躍でクリアーすることになるだろう。登場は、26日午後8時過ぎからだが、テレビ放映も瞬間のこととなりそうなので、注目されているファンの方は、見逃されないよう注意にしてください。

 女子棒高跳びの決勝は、大会4日目の夜730分からとなっています。

 エレーナ・イシンバエワが、この07世界陸上大阪大会で楽勝すると、彼女の年齢が25歳とまだまだ若く伸び盛りであることもあり、記録をさらに伸ばしていくことが可能なだけに、女子棒高跳びにおけるイシンバエワ時代の到来なったと断言できることになるだろう。

 ライバルの出現によって、出来ることなら、さらに高いレベルでの切磋琢磨による上昇を期待したいですね。


DATE : 2007/08/25 (Sat)

世界陸上初日の日本勢の活躍では、マラソン団体こそ金を獲得したが、個人では勝負どころなく終わってしまった。ハンマー投げの室伏が余裕の2投目通過した。3日目の決勝ラウンドが楽しみになった。

400ハードルは、期待の為末が予選敗退、成迫がかろうじて通過した。100メートル予選は朝原が予選通過した。といったところで、初日としては、不満の残る結果だったように思われる。

 女子10000メートルは、予想通りのディババの圧勝に終わった。

 世界陸上2日目は、イシンバエワの女子棒高跳び予選が行われるが上昇中の勢いのまま、余裕の上位通過を期待したい。障害400メートルは、初の準決勝進出を果たした成迫の走りに期待したい、残念な結果に終わった為末の分も頑張ってもらいたいところだ。

 世界陸上第2日目の最大の見ものは、言うまでもなく男子100メートル決勝ということになる。予選、二次予選を見る限り、パウエル、ゲイともに余裕の走りは他を圧するものを感じることが出来た。果たして、どちらが早いのか、そして、世界記録は生まれるのか、迫力の決勝が期待できることは間違いなかろう。07世界陸上前半戦の最大の見ものと言っても過言ではない。

 世界陸上初日を見る限り、メダル6個を目標としているといわれる日本勢には、やや厳しい結果となっている。厳しさを打破する気力の奮闘を是非期待したい。


DATE : 2007/08/24 (Fri)

通称世界陸上が、いよいよ25日からスタートする。世界陸上の日程は、25日から9月2日までの9日間です。テレビはTBSがキーとなっていつもどおり、中井、織田のコンビで中継する。会場は大阪長居陸上競技場です。

世界陸上が日本で開催されるのは1991年の東京大会以来だから16年ぶりとなる。世界陸上は、五輪、ワールドカップサッカーと並ぶ3大スポーツイベントといわれるもので、世界のトップアスリートが結集する見逃せない大会でもある。

 世界陸上第1日目の見どころは、何と言っても男子マラソンだろう。確かに、男子マラソンは、このところ国際舞台での活躍がなく、やや低迷しているかに見える。かつての瀬古、宗兄弟の時代は遠い過去となってしまったが、復活の男子マラソンを期待する方も少なくないはずです。世界陸上05年のヘルシンキ大会で銅メダルの緒方剛(34)がメダル獲得と北京代表内定を狙って走る。世界陸上大阪の大会組織委員会から世界陸上2連覇のモロッコのガリブが、故障のために欠場となったことが報告されたことも、結果的には追い風となりそうだ。十分に緒方の入賞チャンスはありそうだ。まだまだ暑い大阪だが、得意の粘り強い走りができれば、世界陸上2大会連続の好走も期待できるかもしれない。早朝7時のスタートだが、必見のレースだろう。

 他では、為末の400メートル障害1次予選、女子1万メートルはアフリカ勢に勢いがありそうだが、是非見ておきたいレースだ。


DATE : 2007/08/22 (Wed)

甲子園球場で22日行われた第89回全国高校野球選手権大会は佐賀北高校が5-4で、広陵高校に逆転勝ちし、初優勝した。

 決勝戦は、広島代表の広陵高校がそつのない試合運びで、終始試合をリードした。広陵の投手野村は、つけ込むスキを与えないピッチングで、これまで有力ピッチャーを打ち崩してきた勢いの佐賀北高校でも、ここまでかと思われた8回裏、劇的な逆転満塁ホームランで5-4と逆転し、9回を何とか押さえきり優勝を掴んだ。

 佐賀北の勝因は、2人の先発、リリーフ二枚看板のピッチャーにつきるだろう。決勝戦は、2回に早くも継投せざるを得ない展開となり、佐賀北は後手を踏む展開になった。試合は広島広陵に傾いたかに見えたが、リリーフした久保が、打たれながらも2点の追加点にとどめたことが、8回の逆転につながった。高温のきびしいコンディションのなか、有力ピッチャーでも後半崩れるという今大会特有の試合展開が、結果的には、広陵の野村も例外にしなかったといえるだろう。しかし、広陵野村の好投は、佐賀北に一度はあきらめさせるほどのピッチングだったとも言える。賞賛される内容だった。

 それにしても、佐賀北の、勢いは恐ろしいほどのものだった。7回までの経緯から、8回の大逆転劇を予想したものがいただろうか、この試合を通じて、たった1回のチャンスを、見事、逆転満塁ホームランという奇跡で、ものにして見せたのだから、賞賛に値する。

 今大会に限り、佐賀北は、何度奇跡を起こしたことだろう。高校野球の、甲子園の、純粋な高校生たちの怖さを、思い知らされた。


DATE : 2007/08/22 (Wed)

夏高校野球は、初優勝を目指す西日本の戦いとなった。

 準決勝は広陵が春の甲子園覇者の常葉菊川を終始リードし、試合巧者振りを発揮し、正攻法の常葉菊川のプレッシャーに耐え抜き決勝進出を果たした。攻撃力、防御力ともにバランスの取れた夏高校野球の覇権をめざすチームらしさを示す勝利だった。

 九州対決を制覇したのは、勢いの佐賀北だった。2枚の継投戦術の投手が、これまでにない安定した防御力を示し、エースの久保は無失点を続け、完封の内容だった。得点は佐賀北らしい、甲子園で示してきた多彩な内容で、変わりない「勢い」を示す勝利だった。

 今年の高校野球決勝は初優勝をめざす西日本対決となった。緒戦からの西日本優位の勢いを代表する2校の対決となった。

 勢いの佐賀北かバランスの広陵かといった戦いになるが、広陵が2枚の安定した佐賀北投手力を、どう打ち崩すことが出来るか、広陵はこれまで夏の制覇はないが、春甲子園では、2度制覇している。佐賀北の久保は、いまだに無失点を続けている。

 広陵の野村を、勢いの佐賀北がどうどう攻略するかもみものだろう。

 どちらが勝っても、夏甲子園の初制覇となる。これまでの試合経過から、接戦は間違いなかろう。わずかな隙をついた、得点が勝敗を決めるように思う。

 今年の熱闘甲子園の締めくくりにふさわしい試合を期待し見守りたい。

 


DATE : 2007/08/20 (Mon)

日本ハムのダルビッシュ有投手(21)が、来年の北京五輪の日本代表メンバー入りへ向け、今季中にも日本国籍を選択する意向を固めたことが18日、分かった。

女優サエコとの結婚を決意したダルビッシュ有が、もう一つ、人生の大きな決断を下した。「もともと日本(国籍)にするのは決まっていた。昨日、お父さんと話したから」。前夜、ダルビッシュ有の父・ファルサさんと父子会談を持ったことを明かした。
 イラン人の父と日本人の母を持つダルビッシュ有は2つの国籍を持っているが、日本の国籍法では22歳になる来年8月16日の誕生日までに、国籍のいずれを選択するか決断しなければならないことになっており、日本国籍を選択という21歳を迎えたばかりの決断の背景には、11月に北京五輪アジア予選が迫っていることがあるといわれている。
 ダルビッシュ有の父ファルサさんは「五輪には本人も前向きで、もちろん北京のことが理由ではある」と断言した。既に五輪日程を調べるなど、星野JAPAN入りへ気持ちは向かっていることを明らかにした。
 これまでは代表として活動中の故障など、選手生命を考える上で不安な要素もないわけではなかった。ただ代表選手への補償金の増額が決まるなど、各球団もシーズン中と同様の対応をとる方向で一致。障害はなくなりつつある。
 ペナントレースの真っ最中とあって、本人は「(代表に)選ばれるかどうかも分からないので、何も言えない」と多くを語ることはないが、とりあえずの方向は出たこととなる。

 

忍者ブログ [PR]