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category: スポーツ
DATE : 2007/08/20 (Mon)
DATE : 2007/08/20 (Mon)
日本ハムのダルビッシュ有投手(21)が、来年の北京五輪の日本代表メンバー入りへ向け、今季中にも日本国籍を選択する意向を固めたことが18日、分かった。
女優サエコとの結婚を決意したダルビッシュ有が、もう一つ、人生の大きな決断を下した。「もともと日本(国籍)にするのは決まっていた。昨日、お父さんと話したから」。前夜、ダルビッシュ有の父・ファルサさんと父子会談を持ったことを明かした。
イラン人の父と日本人の母を持つダルビッシュ有は2つの国籍を持っているが、日本の国籍法では22歳になる来年8月16日の誕生日までに、国籍のいずれを選択するか決断しなければならないことになっており、日本国籍を選択という21歳を迎えたばかりの決断の背景には、11月に北京五輪アジア予選が迫っていることがあるといわれている。
ダルビッシュ有の父ファルサさんは「五輪には本人も前向きで、もちろん北京のことが理由ではある」と断言した。既に五輪日程を調べるなど、星野JAPAN入りへ気持ちは向かっていることを明らかにした。
これまでは代表として活動中の故障など、選手生命を考える上で不安な要素もないわけではなかった。ただ代表選手への補償金の増額が決まるなど、各球団もシーズン中と同様の対応をとる方向で一致。障害はなくなりつつある。
ペナントレースの真っ最中とあって、本人は「(代表に)選ばれるかどうかも分からないので、何も言えない」と多くを語ることはないが、とりあえずの方向は出たこととなる。
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