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DATE : 2024/05/04 (Sat)
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DATE : 2007/09/03 (Mon)

世界陸上の女子マラソンで、5位まで後退した時、誰もがやっぱりダメかと思ったレースで、土佐礼子が脅威のねばりを発揮し、奇跡の逆転3位に入線し銅メダルを獲得した。

 土佐礼子はこれで、北京オリンピック代表の内定も獲得した。

 土佐礼子の銅メダル獲得は、スポーツ新聞の号外が発行され、駅頭などで配布されるほどの出来事だった。

 苦戦の続いた大阪世界陸上だったがゆえに、土佐礼子の銅メダルは、一層輝きを増すものになったようだ。

 レースは、真夏の、高温下で、優勝タイムが2時間30分を超えることからもわかるように、スローの展開にもかかわらずサバイバルのめったに見られないほどの厳しいレースとなった。土佐礼子は、出場するレースで崩れないのが特徴の安定した力のある選手ではあるが、その土佐礼子が、いったん5位に後退するといったほど厳しいレースだった。

 テレビ報道のなかで、夫の「礼子ここからだ、ここからだ」の応援は、ちょっと感動した。前日の400メートルリレーの朝原婦人の奥野史子の「いけ、いけ、パパ」も感動したが、夫婦、家族で取り組んだ世界陸上を感じた。いずれも、大阪世界陸上の最高の盛り上がりをつくることに貢献した。それだけ、この世界陸上に向けた、選手自身も、家族も、配偶者も、大変な取り組みだったと言うことなのだろう。日本人だけではなく、優勝者が、ゴール前で、息子を探す場面もあった。

 支えているのは、家族なのだなと、感じた世界陸上でもあった。

 土佐礼子のご主人、朝原夫人の奥野史子さん、ご苦労さんでした。

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