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DATE : 2007/12/26 (Wed)
高橋尚子が、代表選考レースの名古屋国際マラソン出場にむけた合宿に、25日、中国・昆明へ旅立った。中国の昆明は、高地合宿に多くのランナーが合宿を行うことで知られるところだが、マスコミに追いかけられるため、落ち着いたトレーニングのためには仕方のない選択でもあるのかも知れない。アテネ五輪出場を逃した高橋尚子にとって、北京五輪はどうしても欲しい、今一度の舞台なのだろう。土佐の内定、野口もほぼ代表有力となり、残りは一人、原、福士などの大阪国際組もいて、なかなか厳しい戦いになりそうではあるが、奇跡を起こすかもしれない。
高橋尚子の最後戦いは残り僅かとなった。しかし、旅立ちの、雰囲気は実にさわやかで、はつらつとしたものだった。高橋尚子の「希望と勇気」の走りをもう一度見たいと思っている日本人は多いはずだ。
DATE : 2007/12/23 (Sun)
47都道府県の代表が、京都・西京極競技場をスタートした。立命館宇治、須磨学園、興譲館はどうだろうか。今年は、突出した選手はいないと言われている。突然のヒロイン登場を期待したいが・・・。ややスロー気味に穏やかなスタートとなった。第1走者、中間点のトップ集団は20人前後、豊川、青森山田の外国人留学生がここでトップに立つ。第一中継点は青森山田がトップ、豊川、小林、千原台、立命館宇治と続いた。中継後すぐ、豊川がトップに立った。立命館宇治が追い上げトップに並ぶ、残り1㌔で立命館宇治がトップに立つ。興譲館が3位、千原台が4位で3人目にたすきが渡った。3区にはいると立命館宇治は、差を徐々に広げる優勝を意識できる展開になってきた。豊川の粘りも予想を上回っている。しかし、興譲館が2位に上がってくるが、トップとは50秒の差となった。立命館宇治はトップ独走状態になった。2位に千原台が上がってくる。3位興譲館。立命館宇治は2区からの独走優勝だった。
DATE : 2007/12/19 (Wed)
福士加代子(ワコール)が、北京五輪のマラソン代表確保をめざして1月27日開催予定の大阪国際女子マラソンに正式にエントリーしていることが、18日発表された。いかにも福士加代子らしい一般参加のエントリーだった。初めてのマラソン参加で、実績がないとして、招待を断り、3000円の参加費を払っての参加だというのだ。福士一流のパフォーマンスなのかも知れないが、自信がないので、静かに走りたいということかも?との勘ぐりも当たっていそうにも思うが、いずれにしても注目を集めることは間違いない。準備期間も少なく、不安も少なくないが、マラソンで失敗した際は、トラックで北京を目指すのだそうだ。強敵も多いが、突破して、最後の一人となってくれると期待が膨らむ。これまで、初マラソンでの五輪代表決定は、もちろん初めて、劇的な、代表決定なら、いかにも福士加代子らしい。
DATE : 2007/12/18 (Tue)
グランプリファイナルが終わったばかりだが、26日から、フィギュア全日本選手権が開催される。ファイナル進出がならなかった安藤美姫、NHK杯で3位入賞の武田奈也、そして不祥事で戦列を離れていた織田信成などが参加することになっている。グランプリファイナルで活躍した高橋大輔、浅田真央、中野友加里の3人も含めて、来春の世界選手権代表の座を競うことになる。女子では、安藤美姫などにも注目だが、成長期の若手、日本では4、5番手グループに注目したい。特に、注目は、武田奈也だ。仙台では、思いもしなかった3位入賞で、嬉しい牛タンを食べたようだ、大阪では何を食べるのだろうか。とにかく、たれ目の笑顔は、追加点をやりたいぐらい。高橋大輔に差をつけられた織田信成は、汚名返上が出来るか勝負の大会となった。浅田真央の復活のSPも見たい。本当なら、ここに長洲未来が加われば最高なのだが、それはかなわない。とにかく、楽しみの多い大会だ。
DATE : 2007/12/17 (Mon)
16日に行われた全日本実業団対抗女子駅伝は、北京五輪マラソン代表の選考レース、大阪国際女子マラソン、名古屋国際女子マラソンを展望する上で、非常に興味深いレースだった。このレースでチェックしておきたいのは福士加代子につきるが、実におもしろい条件での登場となった、予想だにしない24位からにスタートだった。この条件なら、間違いなく持てる力が十分発揮できるからだ。上位で争うレースなら、相手を考えたレースもありうるわけで、福士の目一杯のパフォーマンスを見ることが出来た。結果は、13人抜きとスピードの違いを見せての区間賞獲得だったが、1月の大阪国際マラソンへ視界良好といえるだろう。このレースは、もう一人注目選手がいた、京セラの原だ、先日大阪国際出場を明らかにしただけに注目したいところだったが、体調不良で欠場となった。ここでの欠場は、大阪にむけて、かなり厳しくなったといわざるを得ない。大阪国際女子マラソンは、福士加代子注目となった。
DATE : 2007/12/16 (Sun)
浦和レッズは、07年の締めをすばらしい歴史的快挙で終えた。16日、クラブワールドカップの3位決定戦は、試合開始から5分早々に坪井がPKを与えてしまう苦しい立ち上がり、フレジに強烈なシュートを決められた。しかし、最後の一戦となるワシントンをはじめ今日の浦和レッズは、何か違っていた。攻められているし、エトワール・サヘルの圧力も間違いないものだったが、前半35分相馬のアシストに気迫のワシントンのすばらしいヘッドが決まり同点に並んだ。
後半、エトワール・サヘルは、変わらず攻勢をつづけるが、浦和レッズもディフェンス陣もしっかり耐え忍ぶ。後半、相馬のクロスにハンドで、FKを得た浦和レッズは、再びワシントンのヘディングで追加点、逆転した。エトワール・サヘルの攻勢で、30分、突破を許し、得点され同点となる。以後、一進一退の攻防がつづくが、互いに得点できず。PK戦に突入。浦和レッズは全員成功したが、エトワール・サヘルは2人が失敗し決着がついた。浦和レッズの歴史的快挙3位が決まった。ワシントンは泣いていた。
DATE : 2007/12/15 (Sat)
フィギュア男子は、戦国模様だ。このところ安定してトップという存在はいない。どちらかというとギャンブル的な要素が強い。混戦の中で、一発4回転ジャンプを成功させることが出来るかどうかが勝敗を分ける。
さらに、今回のファイナルは、出れば有力だったジュベール(仏)が出場しないことも混戦に拍車をかけることになった。高橋大輔の勝機はどうか。自身で、「4回転を2回跳ぶ」といっている。その4回転の成功にかかっているといっていいだろう。6人のうち、誰かが成功させるだろう。4回転なしに金はないといってもいい。高橋大輔は、スピン、ステップでは決して劣るところはない高い評価を受けている、グランプリ2勝は、4回転なしでも勝つことが出来たことで明白だ。
高橋大輔が、「4回転を2回跳ぶ」といっている通りに成功させた場合、ライザチェク、ランビエールをおさえて「金」の確率は相当に跳ね上がる。しかし、他の5人も、挑戦的なスケートをしてくる、全く横一線としておく。一つの目安は、SPになる、僅かでもリードしたものが有利になる。
DATE : 2007/12/13 (Thu)
楽天の田中将大投手は、契約更改交渉に臨んだが、目安と思われた6000万円で納得の一発サインとなった。田中将大は、事前に、「松坂さんは、16勝5敗、防御率2.60でしょう。7000万円は無理」と語るなど、おおむね6000万円を越えるかどうかが、一発になるかどうかの目安と思われる発言をしていた。
契約更改交渉後、「納得してサインしました」と笑顔で話したことから、目標額をクリアしたということだろう。19歳の少年に、金銭でのトラブルはどうかと思われるところだったので、平穏に終わって、球団も田中将大も、「ホッ」としたところだろう。
DATE : 2007/12/08 (Sat)
クラブワールドカップが開幕した。初日のセパハン(イラン)―ワイタケレ(ニュージーランド)戦は、浦和レッズの初戦がどちらになるのかという点から注目される試合となった。それにしても、セパハンの前半、立ち上がりには驚かされてしまった。試合開始から2分、直線的にゴール前に出されたボールがエマドリダのヘッドでゴールしテしまった。そして、その1分後、又もエマドリダがワイタケレのミスをついて2点目ゴール。ACL浦和レッズ戦からは一変したスピードあふれる攻めだった。浦和レッズにとっては注意を要する攻めだった。結局、3-1でセパハンが勝利して、浦和レッズの対戦相手はセパハンになったが、脅威の立ち上がりのスピード攻撃が勝敗を分けた。
ACL決勝でも、浦和レッズは、苦しんでいるだけに、油断ならないが、一応勝った相手だけに、浦和レッズにもチャンスはあるだろう。勝ってACミランとの歴史的一戦を見たいものだ。
DATE : 2007/12/07 (Fri)
日本サッカー協会は、オシム監督が脳梗塞に倒れたことにともなう後任監督人事について、かねてから折衝して内諾を得ていた元日本代表監督の岡田武史氏の日本代表監督再就任について、理事会で承認し、7日、就任記者会見を行った。監督就任については、岡田武史氏は「これはやらなきゃいけないな」「ふつふつとやる気が出てきた」と自身でやる気がでてきたことが、代表監督を引き受けた要因と語った。
コンセプトとしては「人も、ボールも動くサッカー」をめざし、「ワールドカップに出るため、できることのすべてを尽くす」と語った。
日本代表は今後、1月に親善試合2試合(チリ戦、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦)を行ったあと、2月にはアジア3次予選を迎えることになる。日程的にも、厳しいものになりそうだが、これまでも困難な中で指揮してきた、監督経験者だけに、オシムの後任として成果をあげてくれることだろう。
DATE : 2007/12/06 (Thu)
いよいよ7日から、今年の総決算、そして北京五輪をめざした嘉納治五郎杯が開催される。
ブラジル柔道世界選手権は、日本柔道は惨敗だった。男女とも金は1個に終わった。かつてこれ程の苦杯をなめたことはなかったと言ってもいいぐらいの負け方だった。日本柔道の復活はあるのか、北京の代表選考もかねて、今年の嘉納治五郎杯は開かれる。
やはり気になるのは、井上康生だろう。信じられない負けが続く井上康生だが、潜在能力は、間違いなく一番だ。自信をもって臨めば復活があると信じたい。
井上康生の復活があってこその日本柔道復活だろう、井上康生の復活がなく、日本の復活はない。
今大会、体調を壊した谷亮子、鈴木桂治、棟田康幸は欠場することが発表された。
北京五輪まで残された日はわずかになった。ここで、上昇カーブに乗りたい。そんな嘉納治五郎杯なのだ。
DATE : 2007/12/05 (Wed)
「クラブワールドカップ」、サッカーのクラブ世界一を決める大会が7日に開幕する。
この大会には、ACLを制覇した浦和レッズが参戦するが、J1連覇当確と思われた浦和レッズはが、シーズンの後半、過密日程もあるが、崩れて、鹿島アントラーズに覇権を奪われる残念な結果となった。その起因がアジアのクラブチャンピオンを決める、ACLだったのだが、今年の浦和レッズは、この一冠だけに終わった。
それだけに、この大会「クラブワールドカップ」への思いは強いはずだ。しかも、一戦突破すると、あの「ACミラン」との一戦が実現するのだ。日本のクラブチームが、ACミランと戦う。実現してほしいサッカーファンの夢だ。
日本にもなじみ、バロンドールを受賞したカカが出場する。ゴールに迫るカカを止める闘莉王を是非見てみたい。日本のサッカーがどこまで、通用するかも見てみたい。
浦和レッズは、10日、豊田スタジアムに初戦を迎える。なんとしても初戦突破で「ACミラン」戦を見せてもらおう。
DATE : 2007/12/03 (Mon)
星野ジャパンが、北京への王手をかける一戦を迎えた。星野ジャパンは、星野監督が前日明らかにした先発はダルビッシュ、台湾は興農のエース陽建福が先発となった。日本は一回2死三塁から、新井の左前適時打で1点を先取して順調な滑り出しに思えたが、2回以降ダルビッシュが、いまひとつピリッとしない。ヒット性のあたりを食うなど安心して見られる状況でなく、攻撃面でも、連打の出ない苦しい状況だった。昨日の日韓戦同様の緊迫した試合となった。
6回、ついにダルビッシュが、台湾の主砲に一発をもらい、逆転を許してしまった。苦しい試合となったと思われた7回、満塁をつくった星野ジャパンは、まずスクイズで同点とすると、つづく西岡のタイムリーで1点を加え、再逆転した。さらに、川崎のタイムリーがつづき、追加点を加え4-2とした。新井が続き5-2と差をひろげる。さらに阿部の逆らわないヒットで2点を加点し7-2とした。大きな7回の攻撃で、勝利を引き寄せるビッグイニングだった。8回、藤川がマウンドに上がった。待ちに待ったマウンド。三振。一直。外飛。完璧なセットアップだった。星野ジャパンは、9回表、新井の2ランホームランなどで3点追加し、ダメ押しで勝利を確定した。裏、上原が完璧に仕上げて、北京五輪を決めた。
DATE : 2007/12/03 (Mon)
よもやの一回裏の韓国コヨンミンのソロホームランで、先制を許す形になったが、2回表にサブローの適時打で同点とすると、森野のエラーで逆転して一息の星野ジャパンだが、気を抜けない拮抗した試合になった。星野ジャパンは、3回に追加点をあげて、2点差にひろげるが、韓国も4回裏にすぐ1点を加え、追いすがってくる。ピッチャーも互いに3人目、2人目に入り、ハンキジュ、川上の投げあいになる。互いに負ければ北京五輪の出場権を確保できない、負けられない一戦、緊張は続く。投手力は互角だろう、小技を使った攻撃がポイントになるが、6回裏、エラー、死球でランナーをだす川上のリズムの悪さを、考えた継投に岩瀬を投入する。岩瀬は、四球で満塁にするが、チョインソンを三振にしとめてピンチを凌いだ。
8回、稲葉のタイムリーで遠かった追加点が入った。しかし、韓国もその裏に2、3塁からの犠打で1点を返した。点差は1点、いよいよ9回の攻防となった。クローザーは上原、
フォークが切れに切れた。3人に仕留めてゲームセット。明日、北京を決める。
DATE : 2007/12/01 (Sat)
安藤のSPの低レベルは、フリーでも回復は出来なかった。ジャンプはことごとく失敗し、集中力を維持することも出来ないで終わってしまった。ステップでもキレはなく、本人の戦う意志が途中からなえてしまったということだろう。この弱点を克服できなければ、たとえファイナルに行ったとしても、活躍は望めない。今回のNHK杯のメンバーなら、勝って当然のところだった。無残な結果としか言えないだろう。安藤美姫の脱落で、ファイナル(トリノ)でのキム・ヨナと浅田真央の一騎打ちが濃厚になった。
結局、安藤はフリーでの低得点で、武田奈也にも抜かれ、入賞すらならなかった。優勝は、コストナーだが、これもジャンプの失敗が目立ち、低水準の演技で、今回のNHK杯そのものが低水準といわざるを得ないものになった。
武田奈也の3位はよかった。さらに、次期に期待が大きくなった。笑顔にプラス30点。
DATE : 2007/12/01 (Sat)
Jリーグの覇権を争う最終節が2時30分、同時に試合が始まった。浦和レッズ、鹿島アントラーズ、ともに最終戦に臨んだ。浦和レッズは勝てば文句なしだが、鹿島アントラーズは、日産スタジアムを注視しながらの試合となった。
試合開始から、横浜FCの動きが良く映った、いつものようにディフェンスがしっかりしていれば、そう心配ないのが浦和レッズではあるが、愛媛戦で、その守りが崩れたばかりだ。予断を許さない試合になった。
不安は当たった、前半21分三浦から走りこんだ根占がねじ込む得点だった。鹿島先制の報が入る。このままだと鹿島アントラーズの逆転優勝になる。
後半早々の鹿島の追加点。浦和は勝つしかない・・・、さらに鹿島の3点目、鹿島アントラーズの勝ちはほぼ決まった。浦和レッズは勝つしかない。
浦和レッズは、後半、足の止まった横浜FCを相手に攻めに攻めたが、最後の詰めを欠く攻めで、焦りがみえる苦しい試合となった。Jリーグ終盤に至って、過密スケジュールから、リズムを壊した浦和レッズの調子は戻ることはなかった。浦和レッズの連覇は消えた。
鹿島アントラーズの歓喜の大逆転優勝となった。
DATE : 2007/11/30 (Fri)
フィギュアスケートグランプリシリーズNHK杯は仙台市民体育館で、30日、女子ショートプログラムが行われた。安藤美姫の独壇場と思われていただけに、SPの内容はやや物足りなさの残る演技ではあったが、他の選手の点数が伸びないのを考慮してなのだろうか、3回転3回転を封印して、セーブ気味の演技になった。ステップ、スピン等は、やはり大きな動きから抜けた演技に見えたが、3回転3回転を飛んだコストナーにはリードを許すことになってしまった。もっと挑戦的スケートをすると期待水準が高かったこともあるが、あまりにも消極的な演技は、グランプリファイナルで、浅田真央、キム・ヨナに挑戦するという内容には程遠いものに終わった。現時点では、2人には、かなりの差をつけられたという印象が強い。フリーに期待したいところだが、SPを見る限りは多くを期待するのは難しいだろう。他では、グランプリに初の挑戦だった武田奈也(早大)のはつらつとした演技が目立った。今後という見方で、明日のフリーに注目してみたい。笑顔は満点です。
DATE : 2007/11/28 (Wed)
横綱の朝青龍が30日に帰ってくる。そこで横綱審議会が臨時の会議を開いて、仮病疑惑の事情説明と横綱審議会に対する謝罪を求めるのだそうだ。
仮病疑惑への説明を受けることは、当然だ。そしてその結果として、朝青龍が、ファンに対して謝罪することも、あってしかるべしだ。しかし、話を聞く前から、横綱審議会に対して謝罪しろというのは、全く意味不明だ。しかも、なかには、「朝青龍は、私の中では、既に引退している」などと暴言を吐いている醜いばあさんまでいるのだ。ここまでの暴言は許されるのだろうか。ファンも、朝青龍の所業に怒りは持っている。しかし、横綱審議会に謝罪してもらいたいと思っているのではない。しっかり、横綱として、再起してもらいたいと思っているのだ。これまで一人横綱で、頑張ってきた朝青龍をみんなが知っているからだ。確かに、品性に欠けるような面もある、感情をあらわにするようなこともある。しっかり、反省して、復帰して欲しいのだ。この間の、報道を通じて、最も醜かったのは、内館牧子だった。品性のかけらもない、あの口から、傲慢な言葉が出るのをもう見たくない。自分自身何様だと思っているのだろうか。少なくとも、ファンの声を代表してはいない。
DATE : 2007/11/25 (Sun)
優勝は、やはり、大本命と評判のキム・ヨナ(韓国)だった。3回転-3回転のコンビネーションジャンプを成功させると、減点のないジャンプを披露し、中野友加里に25点の差をつける圧勝を飾った。中国杯、今回と続けて190点を越える高得点での優勝で、ファイナルでも、優勝候補のトップにいることを印象づける演技だった。
中野友加里(早大)がスケートカナダにつづき、今回もトリプルアクセルを成功させ、ジャンプは回転不足による減点はあったものの全てを成功させて、自身としては満足の演技で172.77の自己最高得点で2位のなり、グランプリファイナル(トリノ)への進出を決定した。中野友加里は、トリプルアクセルの成功と自己最高得点が、よほどうれしかったのか涙で声援に応えた。
ファイナルへの進出決定は、日本では浅田真央(中京高校)に続いて2人目となる。
村主章枝(AVEX)は、フリーで順位を後退させ、5位にとどまり、ファイナル進出はならなかった。
これで、グランプリファイナル進出者は、浅田真央、キミー・マイズナー(米)、キム・ヨナ(韓国)、中野裕加里の4人が決定し、残る席は2つとなった。その席に、NHK杯で安藤美姫が挑戦することになる。
DATE : 2007/11/24 (Sat)
24日の日刊スポーツに「魁皇引退」の記事が掲載されている。勝ち越せば、初場所も魁皇の姿を見ることが出来ると九州場所が開かれている福岡国際センターは連日の魁皇応援の観客で、熱気ある応援が続いている。
日刊スポーツ誌によると、既に7日に地元後援会の幹部に「九州場所後に引退」と語っていたということなので、九州場所に入る前の決断だったということになる。報道のとおりなら、20年に及ぶ土俵ということになる。
魁皇という力士は、怪我・負傷と同居したような力士だった。身体さえ無事だったら、横綱になっていておかしくない、強烈な強さと自分の型を持った力士だった。それだけに、強い時とあっけなく敗北するときのギャップが印象深いものにしたのかもしれない。落ち着いた相撲取りらしい風情は、力士の中でも、角界をリードする趣をもった力士だった。魁皇の相撲からは、スポーツという匂いはあまりしない、国技、相撲道といった言葉が似合うように思った。外国人が中心のいまの大相撲には少なくなったタイプかも知れない。魁皇が消えると寂しくなる。これからは、後進を育てる仕事になるようなので、第2の魁皇を育ててくれることだろう。
DATE : 2007/11/21 (Wed)
反町ジャパンが0-0のスコアレスドローで北京五輪を決定した。この北京五輪アジア最終予選を負けるようなことがあれば、Jリーグが誕生して、伸びに伸びたサッカー人気にかげりが出るかもしれない。勝てば、さらに、人気は上がるだろう。オリンピックは、国民の注目の的だ、選手の名前も覚えてもらえる。ヒーローが生まれれば、Jリーグへの観客動員にも影響がある。勝つことを求められるサウジアラビア戦だ。サウジアラビアも勝てば北京五輪が決定する一戦だ、気持ちは同じだ。決して侮れない。
試合は、19時20分開始された。反町ジャパンのFWは、ベトナム戦活躍の岡崎、李だ。
前半、攻勢は、やはりサウジアラビアだった。ボールの支配率もうわまわっている、反町ジャパンは防戦を余儀なくされた。だがディフェンスはしっかりしていた、クリアはできている。日本も時折カウンター攻撃で、互角の展開のまま、前半を終えた。
後半の立ち上がり、決定的なチャンスをつくったが、得点できない。均衡した息詰まる試合が続いた。攻めてはいるが、得点できず、危険な時間がつづく、どちらにカウンターの得点があっても不思議ではない。残す時間もわずかになるが、均衡状態のまま、ロスタイムは2分。残り1分、試合終了。北京五輪が決った。反町ジャパンおめでとう!!
DATE : 2007/11/18 (Sun)
注目の東京国際女子マラソンが18日、12時に発走となった。北京への日本の期待、金メダリスト野口みずきの登場で注目された。2年ぶりのレースだが調子は絶好という。潜在能力の渋井陽子も注目された。このところの駅伝などですばらしい快走をみせており、土佐礼子とのW北京へ向けて、誰もが一騎打ちを予想するスタートとなった。
レースは、スタートから野口みずき、渋井陽子の先行で、招待選手の大南博美、ケニアのコスゲイ、イタリアのジェノベーゼの5人が先導するかたちとなった。20キロでは、野口みずきと渋井陽子の一騎打ちの様相になったが、一旦遅れたコスゲイが中間点で盛り返し、3人の並走が続いた。30キロ前で渋井が突如遅れ始め、暑さに耐えられないのか、差がひろがっていった。35キロは野口みずきにやや遅れてコスゲイが続く、渋井は大きく後退してしまった。37キロで野口みずきはスパートし、コスゲイを置き去りにし独走状態に入った。野口みずきは終盤の坂に入るとさらにペースをアップした。過去の記録を上回る完璧な独走で、ぶっちぎりの走りに持ち込み、北京五輪への代表をほぼ確定させるすばらしいレースで完勝した。野口みずきの走りは、完璧で、王者の計算し尽くされたものだった。北京五輪に大きな夢を描ける内容でもあった。ラドクリフとの一騎打ちが楽しみになる快走だった。
DATE : 2007/11/17 (Sat)
フィギュアスケートのグランプリ・シリーズ第4戦フランス杯で、浅田真央はSPを1位でスタートした。コンビネーションジャンプでは失敗したが、1位なら、まずまずということが出来るだろう。
浅田真央が演技後泣いた。カナダにつづいての連続SPでの失敗が、自分自身で許せなかったのだろう。また、自信もあったのだろう。だからこその自分でも納得の演技ではなかったのだろう。スケートアメリカの覇者であるキミー・マイズナー(米)も不出来だったが、1点未満差で、2位ということからすると、あまり良いできではなかった可能性もある。フリーでの勝負になる。前大会のカナダのように、また、トリプルアクセルの封印もあるかもしれない。しかし、インタビューでは「明日は、トリプルアクセルも飛ぶので・・・」と明言した。浅田真央の渾身のすべりを、フリーで期待しよう。浅田真央の満面の笑顔で、グランプリ・ファイナル進出を決めて欲しい。
沢田亜紀は、ジャンプの全てが回転不足と判定され、低評価で、最下位スタートになってしまった。初めてのチャレンジだし、フリーで、逆襲して欲しい。
男子の中庭健介は5位発進だったようです。こちらも、フリーで、今一歩の前進がひつようのようです。
DATE : 2007/11/17 (Sat)
香川県三豊市のエリエールゴルフクラブで、国内女子ツアー第35戦の「エリエールレディス」が開幕した。
注目は、言うまでも無いことだが、上田桃子</a>の賞金王決定なるかというところだろう。先週は、いまひとつの出来に終始してしまい。賞金王を決められなかった上田桃子だが、今週は、決めてしまいたいところだろう。
気温15度と肌寒いなかでのラウンドとなったが、上田桃子は、1番から好調にスコアを伸ばし、前半だけで5つのバーディを奪う絶好のスタートを切った。後半も2バーディ1ボギーとさらにスコアを伸ばし、66の6アンダーで初日を終え、2位と2打差のトップに立った。
逆転賞金王を目指す横峯さくらは3バーディ3ボギーのイーブンで28位タイ、全美貞は2オーバー47位タイとともに出遅れてしまった。
初日から、これでは上田桃子の独走、ぶっちぎりまで予想されるが、賞金王決定のシーンがイメージできる初日となった。
DATE : 2007/11/16 (Fri)
北京五輪への挑戦だったワールドカップ女子大会は事実上終了した。戦跡をみると、上位とは、差のある第2グループということになるだろう。選手は、北京五輪への出場権をかけて精一杯の奮闘をしたものの現状では、残念ながら、その壁をこえることは出来なかった。
イタリア、ブラジル、アメリカとの力の差は、歴然としたもので、日本のバレーボールが、このままの方向では、壁を越えられないことがはっきりした大会となった。さらに、若い力の台頭がないかぎり、難しい力関係なのだ。
しかし、北京への転身は間に合いそうも無い、とりあえず、このまま北京を目指すことになるだろうが、出来るだけ早期に、新しいメンバーによる新チームを考えるべきだろう。相当の覚悟が無ければ、この壁は越えられない。
今一度の女子バレーの世界制覇を目指すのであれば、厳しくとも、その道を選択するしかないと思うのだが。たとえ、北京に行けたとしても、勝つことはありえない。