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DATE : 2024/05/16 (Thu)
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DATE : 2007/09/11 (Tue)

大相撲秋場所3日目は、琴光喜が好調の安馬に負け、大関初黒星を喫した。

 何とか序盤戦を乗り切り中盤を迎えて欲しかった琴光喜だが、序盤戦で難敵と思われた安馬戦で、黒星となった。安馬のスピードが、琴光喜に何もさせないままに終わった。

 立会いはほぼ五分に思えたが、安馬の上手をとるのが早く、すかさず出し投げを打たれ、一回転させられ、イッキに押し出されたてしまった。琴光喜は何もさせてもらえずの負けで、対安馬戦の今後の課題をみせた、完敗だった。

 大相撲3日目は、大関、横綱で勝ったのは、千代大海、白鵬の2人だけと、あれた1日となった。とりわけ魁皇は、元気なく3敗となり、とり続けることができるかという内容だった。左足の具合が悪いのだったら休場すべきだと思う。白鵬は、勢いのあるすばやい相撲で2連勝し、やっと波に乗った感じがした。

 第3日目までの相撲で、動きの目立つのは特筆で安馬だ。白鵬と琴光喜の両優勝候補を破ったのは、その表れだ。今場所の核になる可能性も感じる。すでに地力があるのはハッキリしており、大関への足がかりの場所としたい。

 さて、上位陣に不安の残る序盤だが、ここで白鵬、琴光喜が後退することになると、秋場所そのものが壊れてしまう。2人の踏ん張りに期待したい。

 まだ3日目で、展望ははやすぎるが、波乱の予感がする3日となった。若手の奮起も期待したい場所だ。

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