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category: 情報
DATE : 2007/09/14 (Fri)
DATE : 2007/09/14 (Fri)
日本相撲協会の北の湖理事長の指示で、元NHKのアナウンサー杉山邦博氏の取材証が10日に没収されるという事件がおきた。日本相撲協会と言えば、このところ朝青龍の問題で注目を集めているが、この取材証没収事件は、日本相撲協会に対する批判的な意見にテレビ出演し同調していたといったところから起きたものだ。没収の理屈は、評論家としてテレビに出ていたということも理由にされているが、どういう肩書きで出演しようがたいした問題ではないだろう。
北の湖理事長が、協会批判に、敏感に反応し、見せしめ的に、杉山氏の取材証を没収すると指示したことが真実のようで、これに反応した、記者クラブなどからの抗議文で、解決の方向であたふたと処理されたものだ。
しかし、公益法人の日本相撲協会と言う組織が、実は、こういった体質を持った組織であると言うことを明らかにしたという意味で、うやむやに済ませられない問題を感じさせられた。
相撲人気にかげりを感じ、いろんな人が、良かれと日本相撲協会に対して発言をすることに、仕返しをするという発想と行動が、許されないことだ。これは、北の湖理事長個人の問題だろうか。個人の問題なら、理事長には、不適格とされねばならない。日本相撲協会という組織上の問題なら、改善が必要だ。民主主義社会の、しかも、公益法人である日本相撲協会が、国民の支えを得られる日本相撲協会という組織になってほしい。
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