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DATE : 2007/12/22 (Sat)
宝塚歌劇男役で人気のトップスター和央ようかが、映画初出演することで、ちょっとした評判になっている。作品自体は、娯楽作品ということなで、取り立てて語ることもないが、娯楽作品らしく、仕掛けやアクションには力の入ったもののようだ。ただ、この手の作品は、これまでヒットしたという話を聞いたことがない。そこそこ売れればいいといった、志の低さが感じられて、見るものの心を掴めないのだ。売りは、和央ようかだけということになる。新鮮味は確かにあるかもしれないが、それだけであたるというものではない。最近のヒット時代劇を見ても山田洋次監督作品のように、やはり、訴えてくる何かが必要のようだ。さて、この作品には、何を訴えているのだろうか。映画は、だいたい初日できまるが、行列が出来るだろうか疑問だ?
DATE : 2007/12/20 (Thu)
まだ08年にもなっていないが、09年のNHK大河ドラマ「天地人」の主役が俳優の妻夫木聡に決まったことが発表された。時代は、秀吉、家康の時代、舞台は越後の上杉家、役柄は上杉謙信没後の上杉家の重臣、直江兼続ということだ。まだその他のキャストは決まっていない。原作は火坂雅志、脚本は、「どんど晴れ」を担当した小松江里子ということらしい。戦国時代ものは、事件満載で、話題も多い時代ゆえにドラマ化されるケースも多いが、上杉家を舞台とするとなると、上杉鷹山を描いたものがあるが、この時代は初めて、出来るだけ史実に沿ったものを期待したい。歴史小説でも、全く事実無根のものも時折見かけるが、史実のみを追いかける必要はないが、事実と違うのも困る。難しいところだが、まじめに見たいので、あえて言いたい。だいぶ先だが、期待は膨らむ。
DATE : 2007/12/11 (Tue)
11日、「母べえ」の完成会見が行われ、監督の山田洋次、主演の吉永小百合、笑福亭鶴瓶などが顔を見せ、撮影時のエピソードなどについて語った。監督の山田洋次は、「撮影から公開まで1年かかった。感慨無量です」と語り、時間をかけた作品に、自信の表情をみせた。また、吉永小百合は「私は、実際に母親になったことはないけれど、今のお母さんは、当時のように、子供を抱きしめることがあるのだろうかと思いながら、演じました」と語った。作品は既に、多くのところで注目され、既報されており、ご存知の方が多いだろうが、治安維持法で逮捕された夫の不在中に、2人の娘を育てていく母親を描いたものだ。川口市などで撮影されていたが、舞台は東京だ。1940年代というから、団塊の世代が生まれる10年ほど前ということになる。1月26日から公開される。
DATE : 2007/12/09 (Sun)
藤沢周平の作品というと、このところ山田洋次が注目を集めているが、田中麗奈が挑戦する映画「山桜」の製作が来夏を目指して進んでいる。藤沢周平の時代劇は、映画でも、テレビドラマでも、人気でヒットしているが、この作品は構想から7年を要したというだけあって、力の入ったものに仕上げられるだろう。監督は、篠原哲夫、主人公に、藤沢作品では初のヒロインとなる田中麗奈、助演に東山紀之と新鮮さが売りだ。
公開は、08年初夏を目指している、まだ大分先のことではあるが、期待できそうで待ちどうしい。
田中麗奈は、デビュー10年目になるそうだが。なんとなく、いつまでも新鮮さが残っていて、デビュー間もないという気がする。もうベテランの域なのかと驚くが、確かにそれくらいたっているかも知れない。初の時代劇挑戦ということだが、そつのない演技ができる役者で、期待したい。藤沢周平作品の新しい面を期待しよう。
DATE : 2007/11/26 (Mon)
後編の焦点は、アリバイ崩しの過程が、いかに作られているかという点だった。しかし、たいした工夫もなかった。ごく単純な飛行機の利用というだけだった。見ていた人の多くが前半の時点で、飛行機ということに思い至ったはずだ。共犯の妻に辿りつく過程は、なかなかだった。たしかに、足で稼ぐしかない捜査を描くことは難しい。
警察の機構なども、描かれてこの点でのリアルさは、今日にも通ずるものを感じた。警視庁の若手の刑事三原の存在は、正義感の象徴、老刑事は良識との象徴にみえた。
老齢な刑事が、ただ、事件の真相究明だけにこだわり、ひたすら挑んでいく姿を、常にいろんな番組で見つけている「たけし」が演じた。普段のイメージが邪魔するところがあって、ピタリと一致するものでなかった点は残念だった。たけしの演技が未熟というのではないが、別のイメージが強すぎるというだけなのだが。他のスタッフは、違和感なく受け入れられた。全体としての採点をすれば、A評価でいい、贅沢を言えばきりがない。
戦後の復興期の、事件を社会性と人間性から描いた、題材の選択をした松本清張の凄み、そして、それをテレビでやろうと挑戦した方々に感謝したい。また、やって下さいね。楽しみにしています。
DATE : 2007/11/25 (Sun)
前宣伝のせいもあるが、期待してみた。さすがに、力のいった作品らしく、セットなどもそれらしさを感じさせるものだった。松本清張の作品では、今週のはじめに再放送された「霧の旗」は田村高広の名演技も含めて、納得のものだっただけに、今日の「点と線」も期待が膨らむものになった。
確かに、映像にするには難しい作品だと思った。問題点を出来る限り単純化し、疑問も絞り込むことは難しい作業だったろう。苦心の脚本であることが伝わってくるものだ。しかし、違和感なく、見続けることが出来た。ストーリーが単純になった分だけ、事件に対する人間の迫っていく姿がクローズアップされているように感じた。ただ、松本清張の作品の、もう一つの楽しみである謎解きの魅力は、削られていたように感じた。その点から、後編のアリバイ崩しがどんなつくりになっているのか楽しみになった。特定化された、人間の描き方は出来ているが、必ずしも魅力を感じるほどではなかった。原作を読んだ際は、鳥飼刑事に憧れを持ったものだが、今回はそうはならなかった。それは、見る人間が、原作を読んだ際から変わっているからなのかも知れないが。
DATE : 2007/11/02 (Fri)
日本アカデミー賞他、あらゆる映画賞を受賞したヒット作である「ALWAYS三丁目の夕日」の続編が3日から公開される。昭和34年が時代背景だ。東京オリンピックの開催が決定して、日本が高度成長期に向かう時期でもある。平成に元号が変わって、20年近くなり、昭和という時代も、だいぶ遠くなった感もする。巨人、大鵬、卵焼きが人気の昭和だ。その昭和を描く、前作から4ヶ月後が舞台だ。
新幹線「こだま」という響きにも懐かしさを感じてしまう。
どんな世代にも、見てもらうことが出来る作品であり、第2作というと、よく言われる期待はずれの心配もない出来だというから、期待も膨らむ。
キャストも変更なく、吉岡秀隆、堤真一、小雪、北堀真希等だ。
前作を見ていない人には、今日2日に日本テレビ系で放映されるので、ご覧いただくことが出来るので、どうぞ。見て、損はないでしょう。
秒針分歩といわれる時代、夢だけはあったし、事実上昇していたように思われる時代を、ふり返ると、今の日本が、いかにゆがんだ社会になっているのかも見えてくるかもしれない。食品の賞味期限虚偽、虚偽に満ちた社会、価値観が、ただ「金」だけになった社会、危険この上ない社会、人はいかに生きればよいのか、考えてみたい作品だ。
DATE : 2007/11/02 (Fri)
中井貴一が主演、プロデュースすることで話題の「鳳凰わが愛」のプレミアム上映が、一日、北京の人民大会堂で行われた。人民大会堂は、中国国会議事堂にあたるところで、中国共産党の党大会などが開かれることでしられているが、会場は、早々に満員となり、時間を過ぎても、行列が続いていたという。ここでの上映会を成功させたことで、中井貴一は11月30日からの中国公開に自信を深めたようで、月末にはまたキャンペーンに中国訪問することになるようだ。
これで日本では、11月3日公開されるが、さらに注目が集まることになるだろう。
映画は、1920年年代の中国を舞台に、満州事変、日中戦争と続く時代に、投獄生活をおくるなかで知り合った劉浪(中井貴一)と周紅(ミャオ・プゥ)の二人の運命を描いていくものだ。撮影は、昨年の9月から12月まで、厳冬期の撮影などを中国で行い、過酷な条件下の撮影を成功させて、自信を深めた模様で、この日、中井貴一の口からも、大変な撮影風景などが語られた。さらに、次回作についての構想なども明かにし、再び、メガホンをとったジヌ・チェス監督を指名した。
この時代の見方については、日中の論争点になるほどだが、日中のコラボレーションでつくられた作品で、中国も納得の作品が、日中戦争の時代をいかに描いていくか興味深いものがある。この作品の、興業成功は、次回以降の中井貴一のプロデュースする作品の方向にも影響を与えるだろうから、期待したい。
DATE : 2007/11/01 (Thu)
NHKの朝ドラ「ちりとてちん」に五木ひろしが登場するのだそうだ。朝ドラ「ちりとてちん」は、朝食時のおかずのようなもので、どぎつい人気取り番組でなく、穏やかな気持ちで毎日見たい番組だ。したがって、ゲスト出演ということで、話題をつくり、視聴率を上げようというような姑息なことは止めてもらいたかった。
主演の貫地谷しほりも、最初は、前作の名残からか、違和感があったが、何となく、毎日見ていると、家族のような気になってきて、違和感はなくなった。さらに、昔からの知り合いのように思えてくるから不思議だ。
そこに、いかにも、商売気たっぷりの歌手五木ひろしが登場するというから、正直うんざりしてしまう。
1回だけなら、我慢するしかないが、度々なら、朝からしらけたくないので、見るのを辞めるしかない。
朝ドラ「ちりとてちん」はホームドラマなのだから、家族を中心とした展開にしてもらいたい、商売気が顔にあふれている五木ひろしの人気とり登場は、気分が悪くなる。爽快な朝の敵だ。やっとなじんできた朝ドラ「ちりとてちん」の危機だ。
貫地谷しほりの下手さ、素人っぽさが、この「ちりとてちん」のいいところでしょ。五木ひろしは、この番組に合いません。
DATE : 2007/10/31 (Wed)
後藤真希というタレントをテレビで見たことはない。あまり興味もなかったが、新聞を見ていて、疑問が生じた。弟が工事現場から銅線を盗んだということで、逮捕された事件の責任を取って、モーニング娘を脱退するというのだが、芸能界のことも良く分からないが、どうも、納得がいかない。誰かに責任を追及されたのだろうか。また、後藤真希が、何か迷惑をかけたのだろうか。弟の罪はもちろん問われなければならない。
タレントなのだから、弟が事件を起こせば、報道ぐらいはされてもおかしくはないだろう。しかし、それで、姉の後藤真希が仕事を辞めなければならないというのは、やりすぎというものだ。
先日まで、問題になっていた亀田大毅の反則事件とは性格が違うだろう。
「弟が迷惑かけてすいません」という挨拶程度ですませられるものだろう。
気になって、後藤真希のオフィシャルブログを見てみてみたが、事件のことは何もかかれていない。益々疑問がつのった。
何か後藤真希自身にやりたいことがあって、辞めるのは別に悪いことではない。新たなチャレンジとして、期待のタレントらしいので応援する人もいるだろう。しかし、当面は、仕事も白紙の状態ということのようだ。報道は、一様に「弟の事件」を報じている。何か真実が隠されているような気がしないでもない。
ブログでは、後藤真希は、これからもやっていくといっている。しかし、仕事はない。何か、干されるようなことでもあるのだろうか。
DATE : 2007/10/31 (Wed)
黒澤明の「隠し砦の三悪人」が、リメークされるという。久しく映画は見てないので、懐かしく思い出した。黒澤明の作品から、既に50年を経過しているから、日本人の多くは見ていないということになる。出演した役者にしても、三船敏郎ぐらいは知っているだろうが、藤原釜足、千秋実などとなるとどうだろうか。
主演の武蔵役は、松本潤になる。雪姫は、今、最も売れている長沢まさみだというから、イメージしにくい面もあり、とまどうが、これは映画のリメークの際はいつものことだから仕方がない。野生的な三船敏郎から前田というのも、大きな変化で楽しみだ。本人の気合は相当というから、期待したい。
雪姫は、長沢まさみで、新しい面が期待出来るようにも感じる。
「スターウォーズ」にも影響を与えた作品が、どんなものになるのか、興味津々だ。「スターウォーズ」ですら、おもしろく見れたのだから、楽しみのほうが大きい。長沢まさみの雪姫もどんなものになるのだろうか。長沢まさみは、このところ、急激に少女から、本格女優に変貌してきている気もするので、新しい長沢まさみを見ることが出来るかもしれない。初の時代劇挑戦だそうだ。
11月1日に撮影を開始し、08年5月10日の公開を目指しているという。全国での大規模な撮影を予定しているというから、時折情報が流れてくることも期待できる。だいぶ先のようだが、楽しみに待ちたい。
DATE : 2007/10/25 (Thu)
今年のNHK年末の紅白歌合戦の紅組司会者に、2年続いた仲間由紀恵から、今年は長沢まさみにバトンタッチが有力との報道が、24日のスポーツ新聞などで流された。
決定ではなさそうだが、長沢まさみは、今、人気と好感度のもっとも高い女優でもあり、決定となれば、紅白歌合戦の人気回復にも貢献することだろう。
長沢まさみは、確かにその清廉さとか、フレッシュさとかで評価されているようだが、単なるアイドルではないように思う。「セーラー服と機関銃」で見せた演技は、舌足らずなしゃべりなどはあったが、なかなかの迫力ある泉役で、薬師丸を越えていたと思う。機関銃乱射のシーンは、今でも、印象深く思い出す。
長沢まさみは、司会者の経験が全くないということで、白組司会者には、経験のある男性となる公算が強いとも報道されており、SMAPなどが、候補者になっているということだ。紅白歌合戦も、人気回復のために、若者をターゲットにしたシフトに変わるということかもしれませんが、決して、高齢者に嫌われるスタッフでもないでしょう。
最近はあまり、昔は定番のように見ていた紅白歌合戦は、見ていないが、今年は、見てみようかなという気がしてきました。
07年も、あまりいい年ではなかったので、長沢まさみとSMAPで、さわやかに新年を迎えるのもいいかもしれない、そんな、気がする報道だ。DATE : 2007/09/13 (Thu)
12日のスポーツ新聞のいくつかに、「まぼろしの邪馬台国」が映画化されるという記事が掲載された。内容は、昭和42年に出版された「まぼろしの邪馬台国」の作成過程の夫婦を描くもののようだ。その主人公が吉永小百合というのだから、本当に、びっくりした。
卑弥呼の役もやるということで、吉永小百合が扮する卑弥呼のイメージ画まで掲載されている。
全く知らなかったが、企画は5年も前からあったものだと言う。吉永小百合も、非常に興味を持って、この9月には九州にまで足を伸ばして、取材を行ったのだという。
「まぼろしの邪馬台国」は、大ベストセラーでもあるし、その前に、日本人にとって、古代永遠の謎といっていい、未だに決着のついていない問題でもある。この「邪馬台国」「卑弥呼」という言葉に、興味を示さない人はいないだろう。
さらに、吉永小百合が卑弥呼にまで扮するとなれば、これは相当の話題にもなるし、ヒット作になるだろう。
11月クランクイン、撮影は長崎、九州各地の自然を織り込みながら行うそうだ。邪馬台国のシーンは、吉野ヶ里遺跡で行われる。公開は、来年の秋以降と言うことです。
そういえば、吉永小百合は、結構九州を舞台にする作品のヒロインの役が多いですね。
「玄海つれづれ~」「長崎ぶらぶら~」「青春の門」など、思い出します。
いずれにしても、早く見たい作品になります。撮影の経緯などもチェックしていきたいものです。
DATE : 2007/09/07 (Fri)
依布サラサが、12月に自作詞の「カリキュラム」で歌手デビューすることになったようだ。
依布サラサは、井上陽水と石川せり夫妻の子どもで、昨年から新進の作詞家として活動を始めている。依布サラサの詞に局をつけた「長い猫」などがそれだ。
陽水の音楽センスと母親の美貌を引き継ぐと評判の、音楽界の大型新人と期待されているうえでのデビューで、さらに期待が膨らんだことになる。
依布サラサのデビュー曲「カリキュラム」は、夢を追いかけ、前向きに生きる大学生活をテーマにしたものらしく、スウェーデンのデュオに作曲を頼んだ。
依布サラサのデビューのきっかけは、3月に行われたソニー・ミュージックの新人発掘オーディションに、陽水の娘であることを隠し、ペンネームで詞を応募したことだったが、個性あふれる世界観とユニークな言葉選びのセンスが同社内で注目を集めたのだった。
依布サラサは、小さいころから、自分の気持ちを文字で表現することに興味があったらしく、自分の興味を順調に成長させ、作品を世に出すところまでに到達したのだ。
両親が両親だけに、期待が膨らむのは当然だろう。その上に、母親の美貌を引き継ぐと評判なのだから、さらにこれからの期待は大きくなるのは当然だ。
両親の名を隠してのデビューの経過なども、好感を持って見られているようなふしもある。陽水のような、独自の、オリジナルな世界が作れればという期待だろう。
依布サラサの名前は、覚えておけば。これから半年後には大爆発しているかもしれない。
DATE : 2007/09/07 (Fri)
映画「サヨナラ」を見た人は、どれくらいいるのだろうか。50年以上前の作品だから、
今騒がれている段階の世代でも、年齢から、見るような作品ではない。見ていたのは、子供向けの「丹下作善」とか、「鞍馬天狗」とか、「水戸黄門」ぐらいだろう。だとすると、ごくわずかということになる。
ワシントン・ポストなどの米メディアは、ナンシー梅木さんが、米国のミズーリ州の老人ホームで8月28日に亡くなったことを伝えた。死因はがんで78歳だった。
ナンシー梅木さんは、日本人の女優として、唯一米アカデミー賞助演女優賞を受賞したことで知られている。近年では、渡辺謙や菊池凛子などが、アカデミー賞にノミネートされるようになってはいるが、未だに受賞者は出ていない。
ナンシー梅木さんは、北海道小樽市出身で、米兵相手のクラブでジャズシンガーとして人気を集めたのち、渡米し、ハリウッド映画の「サヨナラ」で、米兵と恋に落ちる 日本人女性を演じ、アカデミー賞助演女優賞を受賞した。東洋人で初のオスカーだった。
ナンシー梅木さんが受賞した「サヨナラ」は、戦後10年のころであり、既に半世紀を経過した作品だ。菊池凛子が「日本人でオスカーに輝いた方がいたなんて知りませんでした」と語ったように、日本人の記憶からは消えかかっている。
「サヨナラ」でナンシー梅木が演じた女性は、戦後間もない時期の、日本女性の一面を間違いなく演じていた。
戦争の記憶が遠のくように、ナンシー梅木もその生涯を閉じたが、忘れてはならないものとして記憶にとどめておきたい。
DATE : 2007/09/05 (Wed)
石塚英彦の人懐っこいキャラクターには、嫌味のかけらも感じることなく、安心して付き合える雰囲気がにじみ出ている。元祖でぶやでコンビを組むパパイヤ鈴木との息もぴたりだ。太っていると、善人に見えることは確かだが、ビデオリサーチの調査でも、好感度ランキングのトップクラスらしい。よく理解できる。
よくも似たり寄ったりの番組でやっていけるなという気もするが、見方を変えると、たいしたもんだと言うことになる。
石塚英彦の出る番組は、ほとんどが「まいう~」で知られるとおり、食べまくりのものばかりだ。確かに、石塚英彦の食べっぷりは、絵になる。本当においしそうに食べるし、体型がぽってりしているのも好感が持てる。食事に貪欲そうな風情を醸し出してピタリなのだろう。
番組を見ていて、ついつい、そんなにうまいのなら、一度行って見ようかという気になるから、タレントとしては立派なものだ。
ただし、職業とはいえ、あれだけ食べたらと心配になる。まず、心配なのは、過食による糖尿病だ、コレステロールもバッチリついているように思う。
病気になったら、正に職業病ということだが、相当に危険な自殺行為と感じる。過食は、さまざまな病気の原因になるし、少し控えたほうがいいだろう。キャラを生かした、タレント業という意味では、許されないだろうが、石塚英彦に長く活躍してもらうためにも節制が必要です。厳しいかな。
DATE : 2007/09/04 (Tue)
女性歌手グループのモーニング娘がデビューして10周年をこの9月7日に迎える。
9月2日、モーニング娘10周年記念のベストアルバムが10月24日に発売されることが知らされた。
「モーニング娘ALL SINGLES COMPLETE ~10Th NNIVERSARY~」というアルバムとして発売される。モーニング娘デビューシングル「モーニングコーヒー」から、最新シングル「女に幸あれ」まで計35曲が収録されているというものだからすごい。特に初回限定盤には過去のライブ映像が特典DVDとしてついているというから、どうせ求めるならこれに限る。ブックレットには、これまでのモーニング娘メンバーのコメントも掲載されているらしく、モーニング娘の歴史はバッチリだ。
アルバムのジャケットは、現モーニング娘メンバーが、デビュー作の「LOVEマシーン」のジャケットをまねたそっくりさん仕立てにするらしく、なかなか凝ったつくりのようです。
相当の評判になっているようで、どれほど売れるか注目されている。発売日は行列かな。
モーニング娘は、今や誰もが知る女性歌手グループ、女性アイドルグループではあるが、10周年とは、時の流れの速さに驚かされる。現在のモーニング娘リーダー高橋は、結成時は小学生だったと言う。モーニング娘メンバーも、相当の入れ替わりで合計何人になるのか、詳しくはわからないほどだが、この記念アルバムを、限定盤で買えば、間違いなくわかるだろう。
モーニング娘に、興味を持った方には、手っ取り早く「全情報」と「10年の持ち歌」を手に入れることができる贈り物になりそうです。
DATE : 2007/08/31 (Fri)
女優の小池栄子とプロレスラーの坂田亘が目黒区役所に婚姻届を提出した。
婚姻届は、坂田亘がタクシーで目黒区役所を訪れ、一人で提出したものだが、この日、仕事の入っていた小池栄子は、かわりに各マスコミに文書でファックス報告を行った。なかなか、礼儀正しい、気持ちのこもった挨拶状で、スポーツ新聞などにも掲載されている。
小池栄子と坂田亘は、故橋本真也の紹介で知り合い、小池栄子の祖父の一周忌を済ませ、喪が明けたことで婚姻届を出すことにしたとのことだ。
既に2人は同棲しているが、いろんな区切りがついたことによることで、今日を迎えることにした。
坂田亘は、飲食店を開くなど、基盤を作ることなどにつとめ、その目鼻が立ったことも婚姻届提出の決め手にもなった。
小池栄子も、なかなか家庭的なで、家事、炊事なども多忙なタレント活動と両立させ、やっているらしく、堅実な一歩を踏み出したといったところか。
小池栄子は、これからもタレント業を継続するとのことのようだ。
30日の2人そろっての結婚会見は、いかにも2人らしい雰囲気のなか、小池栄子の坂田亘の浮気容認とも取れる発言などがあったりして、喜びが感じ取れる明るい会見となったようだ。
子供は何人ぐらいとの質問には、「坂田は子ども好きだからたくさん産みたい」と小池栄子が答えれば、坂田は「最低3人ぐらい、子だくさんの番組ができるくらい」と答え、こちらでも、息があっているところを見せ、人口減少に歯止めがかかるくらい期待できそうだ。
結婚式そのものの予定はまだ決まっていないが、「できることなら来年の春までにはあげたい」との発言もあった。
DATE : 2007/08/29 (Wed)
上妻宏光というミュージシャンが、NHKのスタジオパークに出場した。たまたま、見たのだが、瞬間に、衝撃が走った。あらためて、NHKドラマの風林火山のテーマをスタジオで演奏したのを聴いたが、正直に驚いた。
ドラマは毎週見ていたが、それほど気にもしていなかった。しかし、今日の演奏では衝撃を受けた。今まで自分が抱いていた津軽三味線ともちがっていた。そのリズム、ひとつひとつの音が、違って聴こえた。あらためて上妻宏光というアーティストを再認識させられた。
小学校前から、津軽三味線をはじめたそうだが、こういう音、リズムをもったアーティストがいることに驚いた。既に、海外でも演奏して評価を得ているのだそうだ。
年齢も若く、さらにそのセンスや技術も高く広がる、可能性も感じる。
上妻宏光の世界が、その音、リズムには間違いなくある。津軽三味線は、他に聴くこともあるが、明らかに違いがある。
他の楽器とのセッションに特徴があるのかもしれないなという感じもあるが。いまのところ、何がその特徴を感じさせているのかは、明確にすることはできない。これから、少し追っかけてみたい気になった。
一音一音の違いが、そのベースにあるように思う。少し、通常の津軽三味線より、高い音に特徴が感じられるが、正体は、今のところわからない。
上妻宏光がこだわっていると言う、ライブに少し顔をだして、その辺を自分なりに解析してみたいという衝動に駆られている。上妻宏光、期待大だ。
DATE : 2007/08/27 (Mon)
女優の壇れいが27日、NHKのスタジオパークに出場した。
写真でみても、取り立てて、美人とも、きれいだとも思わないが、その役や、生のインタビューでは美人だなと思わされる俳優は最近珍しい。
壇れいの人間的な魅力が、そうさせているのだろう。
役の上でこそ、その存在感がにじみ出てくるというのこそ、役者・女優だと思う。
宝塚時代を見ていないのでわからないが、基礎ができた、経験とキャリアが豊富な、最近にない可能性を秘めた女優だと期待させられた。
「武士の一分」、NHK放映中の「陽炎の辻」を見ると、存在感があるし、女優壇れいへの期待は一層大きくなると感じた。
最近作られたホームページで、そうかと納得した。宝塚時代の壇れいから、既にいろんな賞を受賞したりしていて、ぽっと出のタレントとは、そもそも違いがあるということなのだろう。
山田洋次の「母べえ」にも出演の予定だということなので、大きな期待をもって見たいですね。
宝塚退団後の第一作が「武士の一分」で、山田洋次監督作品というのが良かったように思う。最近は、テレビへの出演が多くなっているようだが、再び山田洋次監督の「母べえ」に出演というのもいい。山田洋次監督作品のような、しっかりした映画史に残るような作品に時々でることで、さらに女優としての成長が期待できる。
頑張って欲しい女優さんです。期待しています。
DATE : 2007/08/17 (Fri)
8月16日のスポーツ新聞等で、女優吉川ひなのの下着姿報道が駆け巡った。
吉川ひなのといえば、こどもこどもしたところが、強烈なイメージでのこっているため、下着姿といわれても正直イメージがわいてこなかったのですが、どっこい、完全な成人女性吉川ひなのの下着姿での、妖艶な女性としての登場でした。
今月8月21日に発売予定の女性用下着ブランド「ピーチ・ジョン」の秋冬カタログで下着姿を初めて公開しているということでだ。吉川ひなのの登場するのは、表紙とグラビア6ページだけらしいので、わずかといえばそれまでだが、なかなかの力作になっているらしく。高評価を得ているようです。
下着姿の吉川ひなのが、バイクに乗った姿などで、旅をするといった筋になっているようです。
「今回は初めての下着姿撮影だったので、撮影が決まってから、走ったり、食事に気をつけたりとベストな状態を維持できるよう努力しました」と吉川ひなの自身が語るように、今回のグラビア撮影に向けては、相当に力が入っていたようです。
タレントとしては、間違いなく、ひとつ脱皮を図った吉川ひなのという内容です。
スポーツ新聞にも掲載されて、「ドッキリひなの下着」といった見出しで、結構な記事になっていますので、吉川ひなのに興味のある方は、探してみてはどうでしょうか。
DATE : 2007/08/14 (Tue)
若手の女優では、最も売れているのが長澤まさみだろう。未だ役者には演技力不足かなとも思え流転も見えますが、テレビ番組の「セーラー服と機関銃」を見て、ちょっと見直してしまいました。なかなかの迫力ある演技は、幼さの残る風貌からは想像できないものが感じられました。
長澤まさみの演じた役は、薬師丸ひろ子とかタッチの朝倉みなみ(まんが)など、それぞれにあたりの役だっただけに、難しい面が多かったのではないだろうか。これまでのイメージを壊すといったことも想像できるだけに、失敗するケースも考えられるところでした。初演、初作を超えたとは言わないまでも、十分に、長澤まさみを見せる演技だったというだけで評価に値すると思います。
長澤まさみ、二宮和也の関係が報道されていますが、これからが期待できる女優でもあり、しばらくは、新しい変身を見てみたい気もしますが、報道が本当なら、プラスにしてもらいたいですね。本当のことかどうかも定かではないらしいので、気にするまではないかもしれませんが、少し気になるところです。