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DATE : 2007/12/18 (Tue)
女優の沢口靖子が、新しい面を見せると聞いたので、期待してみた。魔性と品性ある女性を併せ持つという役柄だが、残念ながら、魔性は全く感じられなかった。いつもの清純派の沢口靖子だった。ストーリーも、原作からシナリオになる過程で、平板な内容に変わったとしか考えられない。単純なものだった。テレビだから、どうしても詳細に原作を再現するのは難しいかもしれないが、作品の中心人物の人格まで変わっては、作品を殺してしまっているとしかいえない。別のものとしてつくられたのならそれまでのことだが。沢口靖子の演じ方に問題があったとは思わない。台本自体に問題があったのではないだろうか。沢口靖子は、役者としての幅を少しずつ広げていっているところなので、ここで大きな変化を期待したが、今回はその役ではなかったようだ。次回以降に期待する。作品も清張の作品とは思えないものになっていて、とても特別企画といえるほどの内容はなかった。美也子の「これからはきれいなものだけを見て生きていきたい」のせりふが出るのなら、前半に、違ったものを描きたいところだった。申し訳ないが、正直、期待はずれだった。
DATE : 2007/12/11 (Tue)
被害者全員の一律救済を求める薬害被害者原告団が10日、デモを行い、首相官邸で面会をもとめたが、福田康夫首相は、あわず。13日の大阪高裁和解案前の政治判断は示せないことを明言した。国の責任については、認めている。何故、被害者原告団の要求に応えられないのだろうか。世論は、間違いなく、一律救済に向いていると思う、政府の考えがわからない。他の訴訟との関連から、簡単ではないとも言われているが、放置できるものでもないだろう。
いずれは、認めざるを得ないことだ。早期の政治決着を求めるのは当然だ。今日、明日にも命にかかわる人もいるのだ。その責任を認めたのだから。政治が国民の命を軽く見ては、国家は成り立たない。橋や道路は兆単位の工事はやっても、救済の500億は出ないという理屈もないだろう。なにが一番大切か考えてもらいたい。
DATE : 2007/12/10 (Mon)
父親の猟銃で2歳児が胸部貫通のために死亡する事故が起きた。父親が銃の手入れをしていて、途中で隣室に行った際、短時間ではあったが、2歳、5歳の兄弟で銃に触れて暴発したものと見られている。父親としては、痛恨の過ちで、子どもを死なせてしまい、苦しいだろうが、この事故は、他人から見ても許せない。普段は子煩悩なお父さんらしいが、許せることではない。
銃を保持することは、確かに許可を得てのものである限り、違法ではない。しかし、それは、銃の管理を含めて、しっかり出来るということで認められた許可のはずだ。少なくとも管理不十分であったことは間違いないことだ。命を落とした2歳児、銃の引きがけを引いた5歳児に、父としてどう償うことが出来るだろうか。あまりにも残酷な事件になった責任は重い。
DATE : 2007/12/04 (Tue)
連夜の激戦を制して、北京五輪の野球出場権を獲得した星野ジャパンが4日夜帰国した。疲労困憊のかつて経験したことのない厳しい条件下で、日本代表として、しっかり目的を達成した星野ジャパンの満足の凱旋帰国だ。
台湾という隣国のために、休息もとらないままの帰国で気の毒だが、精神的には、解放されたことだろうから、身体もしっかり休息を取ってもらいたい。
星野監督は、既に、テレビ出演等で、スケジュールが詰まっているようだ。実に気の毒なことだ。少しは考えてあげたらどうだろうか。
あとは、本番の北京五輪に向けたチームの再編成や日本の各球団との折衝などがありそうだが、人気下降気味のプロ野球のも、活を入れる、復興の役割も果たしているのだから、相当の権限でやれるようにしたらどうだろう。とりあえず、アジア地区予選、ご苦労様でした。
DATE : 2007/12/04 (Tue)
ミスコンテストの中でミスユニバースと並んで、歴史と伝統のミスワールドが、1日に、中国南部の海南島三亜市で開催され、中国代表の張梓琳(23)が優勝した。ミスワールドは、今年で57回になるが、中国代表の優勝ははじめて。ミスワールドは、当初ビキニのコンテストとして行われたものが、マスコミで注目を集めたため、次年度以降のミスコンテスト(ミスインターナショナル、ミスアース等)実施につながり、今日に至っている。ミスユニバースは、外見だけでなく、知性なども含めて採点されるなど、それぞれに特色を打ち出して行われている。ミスワールドは、長くロンドンでひらかれてきたものだが、中国の誘致などで、ここ5年で、4回三亜市で開かれている。
今年の優勝、張さんは北京の科学技術大学卒の企業秘書、身長182㌢の美人(言うまでもないか?)DATE : 2007/11/29 (Thu)
いよいよ来年4月から「後期高齢者医療制度」が実施されるが、27日、実施の際、徴収される都道府県別の保険料額の推計金額が厚生労働省から公表された。高齢者にとっては、年金額が据え置かれたままで、さらに負担が増えるだけに、高齢者の家計を厳しく直撃するものになるだろう。
全国の平均では、7万2000円となり、平均的な受給年金額の3.6%を徴収されることになりそうだ。年金だけで生活している方にとっては大きな負担になる。保険料が最も高いと推計されるのは神奈川県の9万2750円となっている。
後期高齢者の場合、疾病を持っている方が多いだけに、医療費の負担増は間違いなく生死の問題になる。高齢者が生き続けるのも容易ではない。史上最高の利益を出している企業もあるのに、自力で生きていけない社会で、自活を求めるのは酷というものだ。せめて、医療費ぐらいは、何とかならないのだろうか。
DATE : 2007/11/10 (Sat)
高級料亭で知られる「船場吉兆」の期限切れ商品の販売が、福岡県博多で露見した事件は、未だ決着がついたわけではないが、9日、農水省は、さらに「船場吉兆」本店でも、多くの商品に加工食品品質表示に違反があったことを明らかにした。福岡市での事件後、同社は、現場の担当者だけの問題で、会社としての関与は無いと明言していたが、「船場吉兆」の会社ぐるみの不正販売である疑いが強いとしている。農水省は、さらに調査を続けるようだが、既に、「船場吉兆」の社長と九州担当取締役が辞任しており、白黒は明白という状況だ。
それにしても、同類の事件がつづき、とどまるところが無い。不二家の事件は、事実上の会社の閉鎖へと繋がった。「白い恋人」こそ、営業を再開するということになったようだが、いくつかの会社は、倒産にいたっている。
社会的な制裁を受けて当然の事件ではあるが、どうしてそこまでと、不思議でならない。
三重県伊勢の「赤福」以下の事件を見ると、けっして特別な会社だけがやっていたのではないことも明らかになっている。全てとは言わないが、多くが同様のことをやっていたということだ。
実に恐ろしいことを、平気でできる、感覚が麻痺した企業が、生き続けている。
消費者に、真実、事実をさぐる手立てがないだけに、行政の責任は大きい。
まだまだ、当分の間、食品をめぐる虚偽、インチキは、続きそうだ。老舗といわれたところでも、どうように事件がおきているだけに、油断できない。
DATE : 2007/11/07 (Wed)
血液製剤によるC型肝炎に感染したとして国と製薬会社の損害賠償を求めた薬害肝炎大阪訴訟の控訴審で、大阪高裁が、7日、和解を勧告した。裁判長は、いろいろな調整事項は残っているが、和解成立の可能性があると判断したとし、12月7日頃までに和解の骨子案をだすとしている。和解が成立することになると、全国で行われてきている薬害訴訟の今後にも影響を与えることになるだろう。
これを受けて、既に、福田総理大臣は、責任を認めており、舛添厚労相も謝罪と補償に応じる意向を明確にしているが、補償の範囲などをめぐって、どこまで双方の譲歩が可能か問題となりそうだ。特に補償の範囲については、これまでの判決でも、微妙に見解が異なっており、判断は分かれている。
感染がわかっていても、インターフェロン治療の自己負担がおおきく、全く治療を行っていない人までいると言われている。インターフェロン治療には、月に7万円かかるともいわれている。経済的負担は相当のもので、早期の解決が望まれる。情報の隠蔽などもおこなわれ、許しがたい国と製薬会社の責任は大きい。全面的に、患者の要求に応えてしかるべきだと思う。
DATE : 2007/11/06 (Tue)
どうしてこういう事件が、成り立つのだろうか?
「血液がさらさら」になるという金属製のブレスレットを不当に高額で販売したとして、サンキョーコーポレーションの役員7人が逮捕された。
千葉県は、押収した販売台帳から、8200人に販売し、約25億円を売り上げていたとみて調査している。
「血液さらさら」といううたい文句は、よく聞く言葉ではある、しかし、25億円というのは、いかに多くの人が騙されていたかを物語るものでもあり、詐欺が横行する日本の社会を改めて考えさせられる事件だ。食品の偽装事件が、このところ続けざまに発生していた。今回の詐欺は、たかが2万円で仕入れたブレスレットを、20万円から45万円で売りつけていたということになり、販売に当たっては「血液検査」と称して、客から採血まで行って、顧客の不安、「健康に良くない」と煽っていた。そもそも血液の状態が悪いというのであれば、ブレスレットなどで改善するものでないことは明らかであるといわれており、悪質な商法として「血液さらさら」のうたい文句に、多くの人が騙されたということだ。
それにしても、これほど簡単に、詐欺の健康機器販売が成り立つことに、驚かされる。
騙されないように、気をつけましょう
DATE : 2007/11/03 (Sat)
参議院選挙が終わって、2大政党による均衡状態が生じて、多少は緊張感のある政界に変わってくれるかという期待があった。選挙後の閣僚の発言や自民党の世論への配慮などは、明らかに変わってきているように思えた。
施策上も高齢者医療制度の先送りや薬害被害への態度変更など明らかに変わってきているように思える。
ところが、福田、小澤のトップ会談で、大連立の話が出たというのだから驚きだ。もちろん、全くないと思っていたわけではない。福田総理から出た話とも、民主党の小澤代表から出た話とも言われており真偽はわからないが、いずれにしても、参議院選挙の結果をどう考えているのだろうと怒りを覚える。
反自民が、民主党への引き金になったことを、どう考えているのだろう。選挙中、たがいにどんな話をしてきたのか忘れたのだろうか。
大連立の行く先はわかっている。増税と住民無視、対米追従、財界重視の政治だろう。
企業は潤っているのに、労働者の賃金は減少し続け、ニート、低所得層の拡大、年金にかかわる虚偽、不正がさらに続くことになるのだろう。
あまりにも、国民を馬鹿にした、政治屋のエゴにあきれかえる。
何とか、現状を維持しようとする政治家と財界の意図が見て取れる。すでに、中曽根は、大連立が現状打破の決めてだとテレビでほえ始めている。国民の声を無視した主張だ。そう、何時までも、国民が騙されるとは限りませんよ。
DATE : 2007/10/30 (Tue)
「赤福」の消費期限虚偽の騒動が収まらないのに、消費期限虚偽の事件がさらに続いて発生し続けている。
29日に、博多「船場吉兆」の菓子で、期限内商品も消費期限切れ商品も区別せずにラベルの張替えをしていたという報道がされた。さらには、「赤福」騒動で、売り上げを伸ばしているというお土産の類似品である「御福餅」が全く同様の消費期限虚偽の表示をしていたというのだから、虚偽表示はどこまで広がるのかと唖然とさせられる。これだけ騒がれているのに、どうして平気で、同じ虚偽を続けるのだろうか。「船場吉兆」の場合は、匿名の情報で虚偽が明らかにされたということだから、身近なところからの内部告発の公算が高いのではないだろうか。ということは、企業内では周知の事実だったということになる。
さらに、「栗きんとん」で知られる和菓子の老舗「川上屋」(本店・岐阜県中津川市)の契約販売店「川上屋馬籠店」(同市馬籠)が、製造日を起点に計算すべき消費期限と賞味期限を、販売日を起点に虚偽表示していたという報道まで起こった。この程度のことは、ざらにやられているという声もある。
おそらく、消費期限虚偽は全国的に、まだまだ沢山あるのではないかと想像できる。これからも、どんどん出てくるような気配だ。北海道に始まった食品の虚偽は、納まる気配なく続いている。行政の責任自身が問われかねない自体となっている。厳正な処分を望みたい。
DATE : 2007/10/29 (Mon)
29日、衆院での守屋前防衛事務次官の証人喚問が、NHKで放映された。
証人喚問というと、昔のロッキード事件などの声だけの放送などが、思い出されるが、ライブの放映は、その顔色や態度が伝わってくる。
個人的な印象では、驚くほどの、はつらつとした受け答えと時折見せる笑み、悪びれたところは全く感じられないなという点だった。11年間に200回以上の接待ゴルフやゴルフセットの供与、妻の赤坂カラオケ接待などを受けたことを認めた際も、いかにもたいしたことじゃないという風情だった。
こうした接待が、当たり前のこととして、全てではなくても、あちこちの役所で行われているに違いないという気がした。
直接便宜を図ったりはしたことがないという主張だが、それは、結果が示していることなので白黒は明白だ。間違いなく、官僚として、国家の予算をネタに、甘い汁をすったということだろう。
犯罪を、認めていながら、あの態度は何なのだろうか。赤坂のカラオケにのこのこ出かけた奥さんは、今どう思っているのだろうか。悪かったとは思っていないのだろうか。怒りというより、不思議な疑問に、表現しようのない、虚しさを感じてしまう。守屋前事務次官は、これからどんな罪に問われるのだろう。
守屋前事務次官は、平然としてみえた。何が、そうさせているのか。不思議でならなかった。とても、反省しているとは感じられなかった。
DATE : 2007/10/23 (Tue)
製造年月日の不正延長で問題になり、営業停止の「赤福」が、さらにひどい、悪意のうそが明らかになった。食料品をめぐる事件は、地鶏のかけらも使っていない比内地鶏の問題も含めて、このところ絶えることなく、次々に各地で事件が起きている。
北海道で、あれだけ騒がれて、倒産した「加工肉」会社があるというのに、何の反省もなく「嘘」をつくり続けてきた「赤福」は、あまりにもひどすぎる。不正は、1%といっていたのが、6割を超えていたという、しかも、マニュアルまで作って、会社ぐるみで行っていたというのだから、消費者は、全く無視された、馬鹿にされた存在だった。しかも「赤福」の社長は、営業を「再開することが自分の役割」などと、言葉だけの「反省」で、すでに事業継続を考えているというのだ。会社全体が「嘘」という商品「赤福」をつくってきたのだ、許されることではないですよ。
ここまで消費者を騙して、「赤福」は事業が続けられると思っているのだろうか。
組織的に、マニュアルをつくり、会社全体で、「嘘」をつくり続けてきた会社が、嘘の商品「赤福」を、まだ売り続けようという意欲を持っているのだ。
とりあえず、営業停止になっているようだが、安易な「赤福」の事業再開を認めるようなことだけは止めて欲しい。今日、北海道で、似たような事件を起こした「白い恋人」の事業再会の知らせが、マスコミから流れた。
悪意の、不正、会社ぐるみの「嘘」の商品「白い恋人」が、また、消費者の前に姿を現すというのだから、結局、何でもやり得ということになる。
消費者を騙した商品「赤福」は、 食品に関する不正は、復活できないということを、この際、ハッキリ行政は示してもらいたい。許せることではない。
もういりません。消滅してください。
DATE : 2007/10/12 (Fri)
一時代の日本を代表する人物、黒川紀章氏が、12日午前8時46分に心不全で死去した。黒川紀章氏は、73歳だというから、まだ平均余命からすると、元気に活躍があっても良い年齢だった。急な訃報に驚かされた。
年代的には、今退職を迎えている団塊の世代の一世代上ということになる。黒川紀章は、戦争の中で育ち、その戦争からの復興に大きな活躍をした世代ということになる。丹下健三の下で、優秀な建築家として知られているが、黒川紀章の発言は、建築界にとどまらず多面にわたっていた。近年は、東京都知事選への出馬や参議院選への出馬などで、話題となったが、社会には、まともには受け入れられなかったようだ。黒川紀章の妻が、女優の若尾文子ということでの注目も集めたが、結果として、票には繋がらなかった。おそらく、ここ数年は、まともな状況ではなかったのだろう。黒川紀章の発言は、変な老人が、呆けた事を言っているという受け取り方だったように思える。しかし、日本文化をめぐっての谷川俊太郎、武満徹と黒川紀章の論争などから、日本人には、多少違和感のある見解ではあっても、黒川紀章なりの見解をのべる姿勢は、日本をしょって立つという気概が感じられるものだった。また、一人旅立った。
喪主は、妻の若尾文子さんで、葬儀は、密葬とのことだ。
DATE : 2007/09/12 (Wed)
将棋王位戦第6局は、前日に続き、神奈川県秦野市の鶴巻温泉「陣屋」で2日目が行われ、94手で、挑戦者の深浦康市が投了し、羽生善治が勝ち、対戦成績を3対3の対に持ち込んだ。決着は第7局に持ち越しとなった。
初日の前半からは持久戦かとも思えたが、第2日目に入るや、直ちに開戦となったようだ、深浦康市の2筋の桂とりからイッキに攻防戦が始まり、互いに飛車を敵陣に送り込み、予断を許さない戦いとなった。深浦の6八桂の守りに、羽生善治は、勝負どころと判断したのか、103分の大長考ののち、2九飛成と攻め込んだ。結果としては、ここでの積極的な羽生の攻める姿勢が、勝利を呼び込む結果となった。
深浦康市としては、羽生善治をここで下し、王位奪取のチャンスだっただけに、大切にいったのだろうが、そこをイッキに攻めて出た羽生善治の積極性に負かされたと言うことになった。
深浦康市にとっては、残念で、少し悔いの残る対局となっただろうが、決着は第7局であることを、再確認したうえで奪取を期してもらいたい。
羽生善治は、最終局に決着を持ち越したことによって、自信をもって防衛戦に望むだろう。キャリアからは、羽生善治有利が普通だが、深浦康市も自力は互角という戦いをしてきたのだから、自信を持って最終局に望んでもらいたい。
第7局は、25日、26日に、今回と同じ「陣屋」で行われる。DATE : 2007/09/10 (Mon)
羽生善治に、深浦康市八段が挑戦する王位戦第6局が、神奈川県の鶴巻温泉、「陣屋」で午前九時から始った。
対局会場の「陣屋」は、いわゆる大山、升田の「陣屋事件」で有名な旅館で、将棋にはなじみの、歴史の重みを感じる旅館だ。陣屋事件は名人戦だが、今回は王位戦だ。東京からは、小田急の新宿から急行で行けば比較的に近い温泉地でもあり、利用されたことのない方には、一度訪ねることをお奨めしたい温泉だ。
ここまで挑戦者の深浦康市八段が三勝二負でリードしていて、どんな決着になるのか興味の深い戦いになっているが、深浦康市は奪取するならこの一番にかけてくるだろう。最終戦まで持ちこせば、やはり、多くの棋戦で修羅場をくぐりぬけてきた羽生善治有利に展開し、不利になる。
羽生善治は角道を開け五筋から「ゴキゲン中飛車」に構える戦形を選択した。これに対し深浦康市は角交換から、銀をうまく展開させ、玉頭位どりの構えに持ち込んで、夕刻を迎え、一日目の終盤をむかえた。
持久戦模様の展開が予想されるが、互いに、スキをさぐる2日目になりそうだ。
初日は、午後6時に手番を封じて、2日目の9時再開されるが、夕刻には決着がつくことになるだろう。
羽生善治は、王将、王座と合わせての3冠の死守をめざし、深浦康市八段は一冠奪取に向けて燃える興味深い終盤をむかえる。群雄戦国模様の将棋界だけに、深浦がこれに食い込んでくるか興味深い一番になるだろう。
DATE : 2007/09/09 (Sun)
9月7日フィンランド・オウルで開催されたエアギター世界選手権に出場したお笑いコンビ、ダイノジの大地洋輔が、優勝し、2連覇を達成したという報告が入った。
大地洋輔は、昨年の優勝に続き、ディフェンディング・チャンピオンとしての連覇の挑戦だった。大地洋輔は、大会前に「優勝できなければ、エアギターから引退します」とエアギターとの決別も覚悟の上での挑戦だった。この大会は96年にスタートして11年を数える大会だが、過去連覇は1人だけと「厳しいと思います」と大地洋輔自身も語っており、自ら、排水の陣での挑戦を強調していた。
大地洋輔は、昨年同様にトラのイラスト入りの勝負セーターにサングラスといういでたちでの挑戦だが、曲をパンクロックバンドのオフスプリングに変更した。既に、イベントで一度披露し、会場で爆笑を誘ったと手ごたえも感じての挑戦だ。相方の大谷ノブ彦も「世界のビデオを見たが、おもしろくなかった」と語り、自信満々のようすで、エールを送った。
大地洋輔は「ギターをうまく弾くよりもお客さんを楽しませたい。それが一番大事ですから」と語り、芸人としての気迫の挑戦だった。来週にも、フィンランドから帰国する予定で、日本でもエアギターでの大ブレイクがあるかも知れない。世界2連覇の実力でのブレイクを期待したいですね。
DATE : 2007/09/08 (Sat)
大相撲秋場所が9日に初日をむかえる。この秋場所は、朝青龍問題で、社会的に注目を集めた後の場所だけに、どんな場所になるのか、力士の奮闘に期待したい場所だ。
朝青龍は不在だが、横綱には白鵬がいる。先場所は、連覇の疲れなのか後半に崩れて、朝青龍に名を成さしめた格好になり、横綱としての成績は残せていない。真価を問われる場所になったと言えるだろう。
期待は、いろんな意味をこめて琴光喜にしたい。最高年齢での大関昇進後の場所だが、相撲は間違いなく、大関の内容に進化してきている。大関が、全体として老齢化を感じる成績にとどまっているだけに、琴光喜の新しい勢いに期待したい。琴光喜は、稽古でもほとんど負けることのないすばらしいものだったし、期待はふくらむ。琴光喜にとっては、天敵の朝青龍がいないのも期待が広がる要因だ。ここ2場所の出来からも、琴光喜は、取りこぼしさえなければ13勝は十分可能だろう。後は運だけだ。
優勝候補は、対抗の白鳳だけだろう。ほぼこの琴光喜、白鵬の2人だと思う。
琴光喜の、中越地震の慰問などには、感心した。国技である大相撲の力士が、こうした活動にかかわることはすばらしい。師匠の訃報などもあって、大関就任後、いろんなことがあったが、是非この秋場所で、すべてをいい方向に持っていく転機にしてもらいたい。琴光喜へ期待したい場所になった。
DATE : 2007/09/05 (Wed)
またまた、社会保険庁の不祥事が明らかになった。国民から集めた年金を横領していたと言うのだ。あまりにもひどすぎる。
年金は、国民皆年金の下で、国民の意思にかかわらず強制的に集められているものだ。
給与から、毎月毎月確実に徴収されているものです。これが、社会保険庁の職員によって、着服・横領されていたというのだから、あきれ返ってしまう。公務員は公僕ではないのか、公僕どころか、大泥棒だ。その手口から犯罪者であることは疑いようがない。さらに、勝手に使い放題の、グリーンピアなどがあったことを考えれば、国民は、国家と言うものに騙されてきたとしかいえない。
絶対に許せることではない。連帯責任で、弁済してもらいたい。ボーナスなど支給停止をしてでも返済してもらいたい、給与の一律カットも考えるべきだと思う。まじめにやってきた職員もいるのだろうが、こうした実態を見過ごしてきたと言うことについての連帯責任も問われるべきだろう。
国民年金に関する市町村職員も全く同様だ。
100件足らずの報告だが、これの何十倍、何百倍の年金着服・横領が行われてきたのだろう。少なくとも新厚労相が、言うように、国民に納得のいく措置をとってもらいたい。少々のことでは、納得できない。できなければ、誰が年金を払う気になるか考えてもらいたい。払った年金が、職員の着服の原資になり、年金給付もどんどん引き下げられていく。 年金制度などなくして、これまでの年金保険料を全部、国民に返したらどうか。社会保険庁の職員は全員解雇にすべきだ。退職金も払う必要はないだろう。社会保険庁の職員、市町村の職員、あなた方は、国民にたかるハイエナだ。
DATE : 2007/09/04 (Tue)
台風情報によると、台風9号が発生して、日本への接近が心配されています。
4日午後7時現在では、父島に接近し、西の方角にすすんでいると気象庁からは報告されています。大型の台風で、決して軽視できないもののようです。北方から張り出している高気圧との関係で、日本本土のどこに上陸するのかまでは明確にされてはいませんが、台風情報では東海地方から関東にかけての地域に接近することが予想されています。
今年の台風は、世界規模で、あちこちに大きな被害をもたらしていますが、決して見過ごすことのできないものです。警戒が必要です。現在のところ、日本本土には、多少雨の影響が出始めた程度なので、心配している向きは少ないようですが、間違うと、直撃と言うこともありそうな状況のようです。
台風情報によると、日本本土への影響が心配されるのは、7日がピークのようです。首都圏への接近が懸念されています。
既に、海域では、シケ、大シケとなっている地域もあることを台風情報は伝えており、このままの勢いで、接近してくれば、大きな被害も考えられ、気象庁は、厳重な警戒が必要としています。
今日、明日にも、台風9号の影響で、雨が予想されており、東京では10時現在で、雨も降り始めました。台風情報は徐々に、風、波も強まるとの予想です。
台風9号は、動きが遅いため、湿った空気が流れ込むため、特に雨が心配になります。土砂崩れ等が心配です。台風情報、気象庁予報には配慮しておきましょう。
DATE : 2007/09/01 (Sat)
日本テレビ「スッキリ!!」の番組冒頭で日本テレビの女子アナウンサー、阿部哲子が、同局を9月いっぱいで退社することと、結婚後別居がつづいているTBS報道局勤務の夫との同居予定についての報告を行った。
阿部哲子アナは、「毎日のようにこっちにおいで」とバンコクにいる夫から誘われていたことで、退社し同居する決意をしたことを報告した。
最近、女子アナウンサーの結婚や婚約などによるテレビ局退社の報道がつづいているが、それだけ、年頃の女子アナが多いということなのでしょう。
美形、才媛ぞろいの女子アナだけに、これからも、この種のニュースは続くのかもしれないですね。
阿部明子は、千葉県浦安出身で、横浜国立大学経営学部を卒業後01年から日本テレビに入社して6年の勤務だった。一般には、非常に短い就業期間となるが、少し残念な傾向だ。また復活があるかも知れない年齢なので・・・・
阿部哲子アナの後任は、葉山エレーヌアナウンサーが抜擢されることが決まっていることが31日発表されました。元気が取り柄ともいわれているらしく、楽しい番組のキャラにぴたりのキャラクターと期待されているようです。
阿部哲子アナの退社は残念ですが、新しい葉山アナに期待しましょう。
阿部哲子アナには、ごくろうさんでした。しっかりした家庭をきづいてください、また機会があったらと締めておきます。
DATE : 2007/08/31 (Fri)
世界陸上7日目、これまで苦戦つづきの日本勢に、やっと満足のレースが生まれた。ようやく期待に応えるレースが日本チームにできた。
世界陸上8日目の夜に決勝を迎える男子400メートルリレー、男子100メートル×4の予選で、日本新記録38秒21が生まれたのだ。ジャマイカ、アメリカ、には及ばない3位だったものの、上位チームに何かあればメダルもというレース内容と記録だ。ちなみにこの日本新記録は、アジア新記録でもある、タイムでは予選3位につけて、間違いなく満足の予選だった。
世界陸上残りの見どころは、まずは、この男子100メートル×4だろう。バトンタッチや直線の末続の頑張りがあれば、さらに記録の上積みもあるだろう。上位もバトンタッチに不安もあり、チャンスもありうると考えたい。世界陸上も、残り2日になったが、ここで日本チームのピークを迎えたいところだ。
世界陸上8日目は、フィールドの10種競技の決勝が、円盤、棒高跳びなどでおこなわれ、午後リレー決勝がつづくことになる。
最終日は、これも日本期待の女子マラソンが、早朝7時から行われる。
土佐れい子は、転倒事故などがあって、心配されたが、出場してくる以上は期待できるだろう。原も会見で期待に応えるレースの準備完了を語った。北京につながるレースを期待したい。
DATE : 2007/08/31 (Fri)
長渕剛、志穂美悦子を両親に持つ女優長渕文音の乗馬特訓が注目を集めている。長渕文音は女優とは行ってもまだデビューはしていない。
長渕文音が乗馬訓練をやっているのは、映画「コスモ、光明(ひかり)のなかへ」のためなのだが、長渕文音はこの映画がはじめて、つまりデビュー、主演なのだ。当然注目を集めることになっておかしくない。
長渕文音は、長渕剛、志穂美悦子を両親に持つだけに運動神経は抜群なのだろうが、馬術大会への出場も可能なほどの腕に達しているらしい。
長渕文音は、4歳からバレエを習っていたと言うし、長渕剛は空手で名をはせているし
、母親の志穂美悦子は、アクション女優として知られている。当然、長渕文音にもそのDNAは引き継がれているのだろう。通常の馬術の習得スピードでは考えられないほどのレベルに達したと言う。
映画は、十和田市の三本木農業高校馬術部を舞台に盲目のサラブレッド「タカラコスモス」(愛称・コスモ)と馬術部員の少女との交流を描くもので、五年ほど前にテレビのドキュメンタリー番組で紹介された実話を基にした作品。
映画「半落ち」や「カーテンコール」などの作品で知られる佐々部清監督がメガホンをとる作品だ。
馬がテーマの映画では、「優駿」を思い出す、なかなかの作品だった。岡田聖プロデューサーは、「人と馬の心の結びつきを描き、信頼することの大切さや、他人の痛みを理解する優しさを伝えられるような映画にしたい」と話している。
映画は2008年夏公開 予定で、四月にも制作発表が開かれるとのことだ。話題の作品になりそうですね。
DATE : 2007/08/28 (Tue)
8月27日、安倍首相は内閣改造を行った。人心一新で政権浮揚を目指す安倍首相は、これまでにない時間をかけた内閣改造の手順で、安倍改造内閣を発足させた。
事前に、言われたほどのサプライズもなく、厚生労働大臣に登用された舛添要一が意外にと受け取られたぐらいのところだろう。時間がかかったことにも現れているように、一新には相当の難題があったことがうかがえる内閣改造だった。
安倍首相は、「国民の声を真摯に受け止め、美しい国づくりに取り組む」と内閣改造にあたっての失われた信頼を取り戻すための内閣改造の報告を行ったが、果たして、国民の信頼がもどるのか、既に疑問の声も上がっている。すでに、この内閣改造で、安倍カラーが一段と薄まったという指摘もあり、お友達内閣などと批判された前内閣に対して、少し年をとったシニアのお友達内閣といった声もだされている。挙党一致といいながら、どちらかといえば安倍首相に好意的な派閥に偏った内閣改造人選だとの批判もあり、小泉内閣以前の自民党内閣に戻ってしまったという声まで出ている状況だ。
政治資金に関する透明性の問題についても、汚点を抱えたままの閣僚の留任もあり、首相は、「説明不十分なら、内閣からは去ってもらう」と強調した。
果たして続けざまに出続けた国民の不安は一掃されるのか、おおいに心配のある内容になっている。再び不祥事が起これば、取り返しのつかない結末が待っており、内閣改造後、既にマスコミは、新閣僚の汚点探しに手を着けたとも言われていDATE : 2007/08/21 (Tue)
TBSで「はなまるマーケット」などに出演している女子アナの海保知里が、東宝映画に勤務する米国駐在員と結婚するため、寿退社することとなったことが、TBSからのファックスで、マスコミ各社に知らされたことがニュースや「はなまるマーケット」のなかで報告され、評判になっている。
海保知里は、米国に住んでいたことのある帰国子女とのことだが、友人の紹介で知り合い、昨年末から交際が続いていたらしい。
海保知里は、一見する限り、新人のようにみえるほどの若々しさだが、実際は31歳になるのだそうだ。東京女子大学卒業の才媛でもある。嫌味のない好感度の高いアナウンサーで、結構ファンもいるのではないでしょうか。
女子アナウンサーの結婚を理由とする退社は、そう珍しいことでもないが、何となく惜しいと言う気もする。帰国のチャンスでもあれば、また、復帰ということもあるかもしれないが、本人はどうなのだろうか。現在のところ、先行きは不明のようだが「はなまるマーケット」のなかでは、すっきり「退職します」と明言しているようで、とりあえず、新婚生活のこと意外は頭になさそうだ。
9月には婚姻届を提出する予定だそうだが、挙式はまだ決まっていない。9月末までにレギュラー番組を降板し、休みがとれずにたまった有給休暇をしっかりとったあと、来春までに退社する予定ということで、退社後は米国で生活することにしていとのことです。