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category: ニュース
DATE : 2007/11/03 (Sat)
DATE : 2007/11/03 (Sat)
参議院選挙が終わって、2大政党による均衡状態が生じて、多少は緊張感のある政界に変わってくれるかという期待があった。選挙後の閣僚の発言や自民党の世論への配慮などは、明らかに変わってきているように思えた。
施策上も高齢者医療制度の先送りや薬害被害への態度変更など明らかに変わってきているように思える。
ところが、福田、小澤のトップ会談で、大連立の話が出たというのだから驚きだ。もちろん、全くないと思っていたわけではない。福田総理から出た話とも、民主党の小澤代表から出た話とも言われており真偽はわからないが、いずれにしても、参議院選挙の結果をどう考えているのだろうと怒りを覚える。
反自民が、民主党への引き金になったことを、どう考えているのだろう。選挙中、たがいにどんな話をしてきたのか忘れたのだろうか。
大連立の行く先はわかっている。増税と住民無視、対米追従、財界重視の政治だろう。
企業は潤っているのに、労働者の賃金は減少し続け、ニート、低所得層の拡大、年金にかかわる虚偽、不正がさらに続くことになるのだろう。
あまりにも、国民を馬鹿にした、政治屋のエゴにあきれかえる。
何とか、現状を維持しようとする政治家と財界の意図が見て取れる。すでに、中曽根は、大連立が現状打破の決めてだとテレビでほえ始めている。国民の声を無視した主張だ。そう、何時までも、国民が騙されるとは限りませんよ。
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