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DATE : 2007/11/09 (Fri)
8日、フィギュアスケート、国際スケート連盟グランプリ第3戦中国杯(ハルピン)のショートプログラムがおこなわれた。注目は、日本から参加する村主章枝となるのだが、これから、浅田真央と激しいトップを争うことになりそうな、2人が登場する。一人は、言うまでもなく、キム・ヨナ(韓国)ということになる。今季初戦で仕上がり状態だけが問題だが、普通にすべれば当然トップは見えてくる。そして、特注中の特注が、ジュニア世界チャンピオンで、第1戦の3位でみせたパールスピンの14歳キャロライン・ジャン(米国)だ。さらに、今季の欧州選手権覇者、カロリナ・コストナー(イタリア)あたりだろう。
村主章枝は、滑り出しのジャンプを連続して失敗し、大きく出遅れて、11位にとどまった。フリーに期待したいが、相当に厳しい結果が予想される。キム・ヨナもコンビネーションジャンプのミスが、影響し、得点を伸ばせず、わずかの差だか3位にとどまっている。
そして、トップに躍り出たのが、カロリナ・コストナーだった。キャロライン・ジャンは2位でフリーに向かう。何度見ても、パールスピンは、すばらしい。身体の柔らかさを生かしたスケーティングは、さらに今後の成長を感じさせるものだ。10日のフリーが楽しみになってきた。
DATE : 2007/11/08 (Thu)
アジアチャンピオンズリーグ決勝戦(浦和レッズ-セパハン)の第1戦が7日、イランのイスファハンで行われた。
アウェーの厳しい環境の中で、浦和レッズは前半終了間際の44分、ポンテの先制ゴールでリードを奪った。後半開始直後の1分に失点を許したが、その後はかろうじて猛攻をしのぎきり、貴重なアウェーでの引き分けで終えることができた。
セパハンの直線的な、スピード十分な攻めに押され続け、浦和レッズは、負けてもおかしくないような試合内容だったことを考えれば、アウェーで貴重な得点をあげ、ドローに持ち込んだことは非常に大きな成果だった。ホームの埼玉スタジアムに戻っての、勝利もしくは0-0の引き分けならば、ホーム&アウェー方式によって、浦和レッズの優勝となる。貴重なアウェーゴールにより、守備を中心にした堅い守りの得意のパターンに持ち込み、優位に試合を進めることができそうだ。山田、闘莉王の復帰も期待できるかもしれない。計り知れないプラスが期待できそうで、日本としては、初めてのアジア・チャンピオンへの道が近づいたといえそうだ。第2戦は来週14日に行われる。
DATE : 2007/11/03 (Sat)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダの公式練習が1日、カナダ・ケベック市で行われ、昨季の世界ランキング1位の浅田真央(愛知・中京大中京高)ら日本女子の3人が初練習を行った。浅田真央は今季GP初戦を控え、大技のトリプルアクセルを練習終盤に成功させ。冬季アジア大会優勝の中野友加里(早大)も3回転半をこなし、ハイレベルな練習を行った。GPデビューの武田奈也(早大)はフリーの演技構成のチェックを行った。
2日、女子ショートプログラムが、おこなわれたが、首位争い確実と思われた浅田真央は、ジャンプに精彩を欠き、コンビネーション・ジャンプで手を着くなどの失敗で、得点が伸びず59.18にとどまった。中野友加里も同様にルッツで転倒するなど55.94の4位にとどまった。フリーでの巻き返しは当然としても、不安の残るSPとなってしまった。
グランプリ初登場の武田奈也(早大)は52.02の6位スタートだった。
グランプリ初戦のキャロライン・ザンなどに代表される米の若手の急成長などによって、今季リードすると思われた日本女子フィギュアーは、厳しい試練に立たされることも予想される。
このところ、安定性を欠く浅田真央のジャンプは戻るのか、注目されるフリー演技となった。明日3日(日本時間4日)、起死回生の演技を、浅田真央、中野友加里に期待する。
DATE : 2007/10/30 (Tue)
東京6大学の秋季リーグ優勝は、今日の最終戦早慶戦にまでもつれこんだ。29日の早稲田の勝利で、優勝の目は、早稲田、慶応、明治の3校となり、今日30日の早慶戦第3戦が、優勝をきめる一戦となった。
早稲田は、先発に第1戦で、いまひとつの出来だった斉藤佑樹を送り込んだ。斉藤佑樹は、第2戦を休養できたのが、大きかったのか、9回を15奪三振と完封に押さえた。
斉藤佑樹の快投で、早稲田は、通算40回目の優勝を飾り、昨年からの3連覇を達成した。早稲田の黄金時代到来かを思わせる優勝だ。
早稲田は、初回4点の先制に成功し、斉藤佑樹は大きな援護によって、140キロを越すストレートは、制球、球威ともに文句なしの出来を披露した。
慶大は、初戦勝利の3連投となる30勝左腕・加藤を先発に必勝を期した。しかし、連投の疲れのためか、初回に守りのミスが絡んで4点を失うと、打線も斎藤の前に4安打と沈黙。加藤は15安打を打たれ、186球で完投する力投も報われることはなかった。
それにしても、生まれた星の強さだろうか、この大一番での斉藤佑樹の快投には全く脱帽だった。
今季の斉藤佑樹は、必ずしも好調といえる出来ではなかった。それでも、優勝まで導いたところに、早稲田の力と斉藤佑樹の強運を見たような気がする。本当のエースになった今季の優勝だった。
今季は、困難を極めた優勝だっただけに、今夜は大変な騒ぎになるだろう。
DATE : 2007/10/29 (Mon)
東京6大学秋季リーグ戦は、28日の劇的な、慶応大学のサヨナラ勝ちで、優勝に王手をかけた慶応大学が、このまま押し切って、6季ぶりの優勝を飾るか連続優勝をめざす早稲田大学が、巻き返して逆王手をかけるか、注目されている東京6大学秋季リーグ戦の最終カード、早慶戦の第2試合が、29日神宮球場で行われた。
負ければ3位確定の早稲田大学は先発に、今季白星のない松下を送り出した。おそらく、斉藤祐樹も含めて、投入することも考えた総力戦の構えだろうことが予想された。しかし、先発の松下は、5安打を許したものの、結果として完封し、大きな大きな今季の初白星をあげた。
早稲田大学は、2回の一死二塁から小野塚が右中間二塁打をはなち、先制をすると、8回に原の中堅本塁打でダメ押しの1点を追加した。結果、早稲田大学の2-1での勝利となった。
早稲田大学は、逆王手をかけることになった。これで早稲田大学は、第3戦に優勝をかけることとなった。慶応大学は、第3戦に勝てば、明治大学との優勝決定戦を戦うことになる。
いずれにしても、東京6大学秋季リーグの優勝は、第3戦の最終試合に持ちこされることとなった。試合結果を見守る明治大学を含めて、早稲田大学、慶応大学、明治大学の3大学の秋季リーグの優勝は最後まで続くこととなり、各大学の関係者、OBの注目は一層高まり、クライマックスを迎える。
DATE : 2007/10/28 (Sun)
28日埼玉武蔵丘GCで、IDC大塚家具レディスの最終ラウンドが、おこなわれた。首筋を痛めて欠場の上田桃子がいないため、女子賞金王争いで、2番手につける横峯さくらにとっては、差をつめる絶好のチャンスのラウンドとなった。ところが、3日目を終えてトップに立ったのは先週優勝を飾った古閑美保だった。横峯さくらはおおきく出遅れた。
最終日は、2位スタートだった実力者の全美貞が、出だしでイーグルを決め、2打差を一機につめ、トップの古閑美保に並ぶと、一人安定したゴルフで、最終18番でもバーディーをきめ、追いすがる古閑美保を振り切って、通算6アンダーで優勝を飾った。古閑美保の2週連続優勝はならなかった。
全美貞は、賞金を1260万円加算し1億を越え、第3位ながら、おおきく差をつめて、賞金王レースは、上田桃子、横峯さくらの三つ巴となってきた。
横峯さくらは、通算2オーバーの19位に終わり、チャンスをものにできなかった。
上田桃子の先輩にあたる古閑美保が、通算1打さの5アンダーで先週の優勝に続き2位にいった。
女子ゴルフの賞金王レースは、これで上田桃子、横峯さくらが成績を落としているところに、実力者の全美貞が絡んできて、混戦の様相。上田桃子、横峯さくらも油断できない終盤になって、賞金王をめぐる争いは一層興味深くなった。
DATE : 2007/10/28 (Sun)
27日、クアーズ・フィールドでワールドシリーズ第3戦が行われた。注目は言うまでもなく日本人としてワールドシリーズ初先発のレッドソックス松坂大輔のピッチングだ。
松坂大輔は、前試合のインディアンスとの試合で復調を印象付けてはいたが、この試合は、6回途中までを2失点に抑える快投で期待に応え、ワールドシリーズでの日本人初の勝利投手となった。
試合は、松坂大輔のレッドソックスが3回に新人ジャコビー・エルスバリー中堅手のワールドシリーズ史上2人目の1イニング2本の二塁打などで、打者11人猛攻のビッグイニングをつくることに成功し、大量6点を先取した。
ロッキーズも、6回、7回に2点、3点と追走したが、8回にレッドソックスは、さらに3点を追加して、追いすがるロッキーズを突き放し、3連勝を確かなものにした。
注目の、松井稼頭夫と松坂大輔の西武ライオンズOB日本人対決は、初回にいきなり実現したが、1球で決着がついた。松坂大輔は外寄りの速球を鋭く振り抜かれ、J.D.ドルー右翼手が処理をもたつく間に二塁に進んだ先輩の松井稼頭夫に軍配が上がった。しかし松坂大輔は、3回に松井稼頭夫を空振り三振に仕留めると、5回1死一、二塁の場面では三遊間へヒット性の当たりを打たれるもフリオ・ルーゴ遊撃手が二塁走者を三塁に封殺する好守にも助けられ、3打数1安打という結果になった。
これで、松坂大輔のレッドソックスは、ワールドシリーズ制覇へ、1勝と迫り、大リーグ移籍一年目での快挙に王手をかけたことになる。DATE : 2007/10/14 (Sun)
今日14日、プロ野球は、セパのクライマックス・シリーズが行われた。
ロッテは、初日敗戦の悔しさを、見事な試合で雪辱し、対戦成績を1勝1敗の対に持ち込み、第三戦に王手をかける試合を行うこととなった。
ロッテは、初回先制されたが、2回すかさず里崎の逆転2ランなどで4点を奪い、逆転に成功した。ロッテは、4回途中で、先発した小林宏がふくらはぎの痙攣をおこし、急遽降板するなど、きびしい展開となったが、打線が爆発し、中継ぎ投手陣が頑張りぬき、得点を与えることなく、完全におさえきった。パ・リーグのクライマックス・シリーズ第3戦は、明日、15日に午後6時から行われるが、先発は渡辺俊―グリンとなる。ロッテとしては、明日、連勝して王手したいところだろう。実力拮抗で、第三戦が大きなポイントになる。
セ・リーグのクライマックス・シリーズは、打線好調の中日が連勝での第2ステージ進出を目指した。
前日、エースで先勝した中日は、一機に決めてしまいたいところだった。対して、阪神はリーグ戦終盤のくずれを回復して、先行逃げ切りの勝ちパターンに持ち込みたいところだった。
試合は、中日の先行という、阪神にとっては苦しい展開になり、結果としては、中日が、先行し、阪神の追い上げを凌ぎきり、第2ステージへの進出を決めた。
セ・リーグの第2ステージは、リーグ戦の覇者巨人と中日で、木曜から東京ドームで行われる。
DATE : 2007/10/09 (Tue)
ヤクルトの古田敦也が引退の日を迎えた。精一杯の声援を拍手でおくりたい。
18年のプロ野球だった。
めがねに、天然パーマの何となく貧粗にみえた入団から、誰にもあてにされ、信頼されるほど頼もしい存在になった古田敦也の、プロ野球人生に中間締めの日が来た。
いつも、ファンのために行動する生き方が、選手のために行動する生き方が、そして考え方がファンにも、選手仲間にも、圧倒的に支持された。
潔い生き方に、心からの拍手を送りたい。
何となく、素人っぽい、はにかみ、いざと言うときの、毅然とした態度を、われわれは忘れない。古田は、神宮球場での最後の日に「また、合いましょう」としめっくった。古田が、また帰ってくることを信じたい。古田敦也の涙を忘れない。
プロ野球がある以上、いろんな挫折や苦労を糧に成長して、頂点に立った古田敦也の存在は、必要だ。
しばらく、休憩もいいだろう、自由に時間を使った充電もいいだろう、しかし、また帰ってくることを、楽しみにさせて欲しい。古田敦也の、プロ野球をまた見せてほしい。
古田敦也のプロ野球人生は、ドラフトから外されたところから始まった。それほど期待されていたわけでもなかったのだろう。一歩一歩、階段を上るように、プロ野球と自分を同化させて、古田敦也の存在なしのプロ野球が考えられないところまでに、上り詰めた。
まだ、古田敦也には、やることがたくさん残っている。まっているぞ。
DATE : 2007/09/25 (Tue)
プロ野球セリーグは、残り試合もわずかになり、中日にマジックが点灯した。
上位3チームの戦いになっているが、連勝の勢いが失せた阪神が2.5ゲーム差に後退した。連勝中は、このまま走るかとも思われただけに5連敗はあまりに痛い敗戦となってしまった。ほぼ巨人、中日の争いと見るのが妥当か。問題は、残り試合数だ。中日は、巨人と比べ5試合多く残っている。2ゲームくらいの差ならひっくり返せる勘定にもなり、中日がややセリーグの覇権争いリードと見るべきだろう。そこで、25、26日の直接対決が大きな関が原となる。
中日の投手力と巨人の打力の戦いの構図になるのだろうが、どちらが有利ともいえない力量接近の好試合になる。巨人はこの2戦を連勝してこその優勝だろう。1勝1敗では、ほぼ中日の優勝になりそうだ。
阪神は、かろうじて残したチャンスを、巨人、中日の両対決、星のつぶし合いの間に連勝を重ねる以外に打開の道はないが、25日も敗戦で、ほぼギブアップか。
いづれにしても、今週で混セにもほぼ決着がつくはずだ。
中日の優勝なら、初の連覇となる。投手力では、阪神も中日に負けない戦力を保持しており、最後の抵抗は見せるだろう。巨人は、強力打線が、この土壇場で、爆発するかどうかということになりそうだ。
中日、巨人とも、しまいはしっかりしているので、勝負は先制攻撃の力が、優勝をものにしそうな気がしているが、どうだろう。25日は、巨人になりそうな気配なので、26日の試合は、今シーズン最大の試合になるだろう。
DATE : 2007/09/24 (Mon)
レスリングの世界選手権の最終日がアゼルバイジャンで23日行われた。女子63キロ級では伊調馨が5連覇を達成した。伊調馨は北京五輪代表の内定も確定させた。これで、女子4階級中3階級で金メダルを確保するとともに北京五輪の代表を内定することとなった。なお、大会最優秀選手には、55キロ級の吉田沙歩里が選出された。
なお、女子72キロ級の浜口京子は、2回戦、敗者復活戦でともに破れメダルを逃したが、試合運びは、金はどうかと思われるが、十分に3位以内に入賞する力は示した内容だった。判定にやぶれたという要素もあり、そう悲観した内容ではなかった。五輪出場権を確定できなかったため、当面は、アジア枠での出場権確保を目指すこととなるだろう。
女子レスリングは、日本が唯一とも思えるオリンピックで金メダルが期待できる種目だが、今回も、圧倒的な存在感をアピールした。しかし、昨年までのジュニアクラスからの急成長をアピールした選手もおり、日本選手を苦しめた選手も出てきており、決して楽観できるものではなかった。さらに、北京五輪に向けたコンディション調整等が課題となってこよう。今回は、水のよると思われる下痢などで、選手が体調を壊すということがおきた。吉田の苦戦などは、この影響ではなかっただろうか。北京五輪への大きな教訓になった。
北京五輪代表3人が内定されたことで、調整は進めやすくなる。期待にたがわぬ準備をお願いしたいところだ。
DATE : 2007/09/23 (Sun)
ありとあらゆるスポーツ、競技の中でも、北京五輪の金メダル確率が最も高いと思われるのが、女子レスリングの吉田沙歩里だろう。まず負けない。とくに外人に負けない。無敵の30大会優勝という成績から、歴史に残るものといえるレベルだ。
この吉田沙歩里が世界レスリング選手権5日目に登場した。強敵らしき存在もないため、楽勝の連続で優勝すると誰もが信じていただろう。ところが以外にも、午前中の試合は、これはひょっとしたらと思わせる苦戦だった。戦前、日本の女子選手の何人かは、下痢などで体調を壊しているとの報道がなされていた。とりわけ、吉田沙歩里は39度に近い熱発があったという。その影響なのだろうか、ピリオドでは得点を取られる場面まであり、負けるかと思われた。かろうじて勝利したが、いつもの吉田沙歩里とは程遠いものだった。午後の準決勝、決勝は復調した動きで圧勝したが、不安の内容であったことは間違いなかった。これで、前日の48キロ級伊調千春とともに北京五輪の代表内定が決まった。
この日、五輪の種目ではないが、59キロ級の正田は3回戦で敗退したが、51キロ級の坂本日登美の試合は、全く危なげなく、決勝も格の違いを示す勝利で優勝した。五輪にないクラスで残念だが、その力を示す十分な内容だった。
DATE : 2007/09/16 (Sun)
15日、サッカーのJリーグは、7試合が行われた。ガンバ大坂と注目の首位争いを繰り広げる浦和レッズは、前半から順調に得点を重ね、サンフレッチェ広島を4-0のスコアで破り、勝ち点3を奪取し、首位を守った。
前節で勝ち点1差に詰め寄られた浦和レッズは、これからの1試合1試合は、覇権争いの正念場となり、負けることの許されない試合となっている。
対戦成績からは、レッズが絶対優位ではあるが、浦和は、取りこぼしが出来ない緊張した試合となっていた。浦和レッズは、立ち上がりから、すばらしい攻めで、前半12分には期待の田中達也が豪快なミドルシュートで先制ゴールを決めた。続いて23分に長谷部が頭で決めると、37分にはカウンターから永井がゴールし、3点をリードした。前半40分にウェズレイの個人技で1点を返されたが、前半を3:1で折り返した。
後半、37分に森崎にゴールを奪われたものの、直後にワシントンが復帰後初の豪快な一発を決めて快勝した。暫定だが、浦和レッズは、勝ち点4差をガンバ大坂につけて、今週の首位を確保した。明日のガンバ大坂―横浜FMの試合は注目だが、調子を回復してきたガンバ大坂だけにここは負けないだろう。
なお15日は、鹿島が負け、清水が6連勝で勝ったため清水が3位に順位を上げ、鹿島が4位に後退した。
DATE : 2007/09/13 (Thu)
サッカー日本代表は、11日、オーストリアで開催されている3大陸トーナメントで、強敵のスイス代表を相手に、劇的な勝利で、優勝した。
試合は、序盤から体力面、実力で優位に立つスイス代表が上位を思わせる展開となり、前半11分のフリーキック、13分のペナルティーキックから、あっという間にスイス代表が得点した。これまでの試合から、これは苦戦と誰もが思った。正直、高原がいないと得点を期待するのは無理なのかと言う思いも生じるほどだった。やはり、ワールドカップのベスト16は強いなという展開になっていた。
ところが、これほど変わるかという変化が、ハーフタイムを挟んで起きた。後半の8分期待の松井のドリブル突破から得たペナルティーキックを中村俊が決めると、完全に日本代表が試合を支配しだしたのだ。松井のドリブルも、これまでの日本代表では見られなかったものだった。正直もっと早く松井を使えなかったかと感じさせられた。23分の巻の同点弾、33分のフリーキックと立て続けにゴールを決め、なんと逆転してしまった。しかし、さすがはというスイス代表も力をみせ、1点をもぎ取り、3:3でロスタイムを迎えた。足の止まったスイス代表だが、さすがに日本代表もここまでかと思われたタイムアップ寸前、今度はゴール前の混戦の中から、矢野が日本代表では初のゴールを決めたのだ。
こういう試合はいつもできるというものでもないだろうが、実にスリリングな、息の抜けない、おもしろい試合だった。今後の日本代表に、期待が膨らんだ。
DATE : 2007/09/12 (Wed)
サッカーの第5回女子ワールドカップが16カ国の参加で、中国で開催されている。
5大会連続出場のなでしこジャパンは1次リーグA組でイングランド、アルゼンチン、ドイツと対戦する。A組では、ドイツが突出した力をもっているが、他は力差がない。ややアルゼンチンが弱いかというところで、各1次リーグからは決勝リーグに2チームということになっている。日本とイングランドの決勝リーグ争いになりそうだ。
日本は11日にイングランド、14日アルゼンチン、17日ドイツの予定で対戦する。
11日のイングランド戦が、なでしこジャパンにとっては、非常に大きな一戦になりそうだ。
試合は、圧倒的なイングランドのボール支配率とシュートの嵐の中で、前半を耐え抜いたなでしこジャパンは、0:0に前半を終えた。後半もイングランドのペースですすんだが、わずかなチャンスから、ゴール前のフリーキックを得、起死回生かと思われる先制点を日本の宮間がフリーキックを決めた。このまま何とかとも思われたが、イングランドの攻めは一層厳しいものになり、立て続けに2ゴールを決められた。この時点で、ほぼ、日本の敗戦が濃厚になったが、ロスタイムに奇跡が起きた。
再び、日本のフリーキックになった。キッカーは、ふたたび宮間、1点目とほとんど同じ位置からのフリーキックを、ゴール左に再び決めたのだ。同時に、終了のホイッスルがなり、なでしこジャパンは、緒戦2:2の引き分けで、勝ち点1を奪取した。
内容では、圧倒的に押されての引き分けだった。大きな決勝リーグ進出の可能性を残す緒戦だった。