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DATE : 2007/10/22 (Mon)
京都の三大祭りのひとつ時代祭りが、今日22日に行われます。一度は行ってみたいという人も多いと思われるので、紹介します。
京都三大祭は、この「時代祭り」と「葵祭り」「祇園祭」をいいますが、明治維新から平安時代までに遡って、衣装行列が行われることで知られています。行列が行われる京都のメインストリートには、見学のための観客席が設けられ、当日は、交通規制なども行われます。市内が、祭り一色になります。世界的観光都市ならではのシフトで、まつりが行われることになります。この時代祭り目当ての観光客もたくさん来られ、ホテルや旅館の確保も大変なようです。
見学希望の方は、早めの手当てが必要です。大阪、滋賀あたりからの見学なら、もちろん今からでも可能でしょう。大津など近いですし、交通も便利ですよ。
今年の、時代祭りは、41年ぶりという新しい時代列が創設されることがうわさになっています。これまで、室町時代の時代列というのはなかったのですが、新設されるのです。
室町幕府を開いた足利尊氏は「逆賊」と見なされ、これまで室町時代は時代祭から除外されてきたのです。これに対して、「室町時代は京都の文化が花開いた大切な時代」ということから、新設されるということです。41年前に明治維新列が出来て以来です。すでに、10月の初めに、関係者に、衣装をはじめとした、時代列の披露も行われました。室町時代列は、足利将軍を中心とした幕府執政列と風流踊りを舞う洛中風俗列の計約70人で構成されています。衣装などの新調に約1億円かかったといわれています。
初めての時代列が加わることで、既に、見学したことのある方にも、楽しめる祭りになりそうです。
行列は、いつもの通り、正午に京都御所を出発し、約2000人が御池通や三条通などを進み、平安神宮まで練り歩くということになります。今年の時代祭りは103回目です。