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category: スポーツ
DATE : 2007/10/03 (Wed)
DATE : 2007/10/03 (Wed)
10月2日、優勝に王手をかけて、ヤクルト戦に挑んだ巨人は、劇的なさよならで07年のセ・リーグの覇権を勝ち取った。
巨人の優勝は5年ぶり、原監督にとっては2度目の優勝だった。前2年がBクラスだったこともあり、阪神、中日との戦いではやや分が悪いと思われたが、最後の一押しは巨人の勝利への執念を感じるものだった。
三つ巴の終盤、一度は阪神にリードされ、さらに中日にマジック点灯を許すという中で、試合数が少ないという、最も苦戦と思われるところからの、逆転優勝だった。
今年の優勝の牽引者は、1番から3番の打線が、終始機能し続けたことにつきるだろう。1番高橋は、ここ数年の鬱憤をはらすように、自己最多のホームラン、3割、2番谷は安定したバットコントロールで復活し、重責を果たした、3番小笠原は、さすがに日本一の3番バッターであることをしめす3割確保と、開幕からここまで、全く揺るぎのない1~3番だった。
ピッチャーでは、序盤の高橋の活躍と上原のクローザーが大きかった。巨人の最弱点とも言えるところを、上原の起用で、弱みを克服し、阪神、中日に終盤でも互角の立場をきづくことができたのが大崩れしなかった点に繋がった。
ここから、第2ラウンドのCシリーズが始まる。楽観できる状況はないが、年間の優勝には十分の価値がある。たまには、全国区の巨人の優勝で盛り上がるのもいいかもしれない。
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