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category: スポーツ
DATE : 2007/10/30 (Tue)
DATE : 2007/10/30 (Tue)
1-1のタイで迎えた日本シリーズ第3戦は、圧倒的存在のダルビッシュを擁する日本ハム有利は動かないと思われた日本シリーズだが、第3戦、初回、中日は日本ハムの先発武田から7打数連続安打で、7得点のビッグイニングをつくり、いかにも王者の試合としてしまった。武田は、ワンアウトでのノックアウトとなった。完全に試合は壊れた。
第1戦にダルビッシュが、中日を完全に押さえ込んだが、第2戦から出てくる投手は、結果として、全て中日につかまり、3戦で、通用する投手がいなくなってしまった。一方、中日は、初戦の川上も負け投手になったとはいえ、現実に2安打に押さえていた。
明らかに投手力に差が出てしまっており、さらに、攻撃力は中日が圧倒している状況だ。
このままでは、日本ハムは、ダルビッシュでの追加の1勝は可能だろうが、シリーズ全体での勝ち負けには、持ち込めそうもない。
ポストシーズン初の先発朝倉ですら通用するとなると、日本ハムの攻撃力そのものに、問題があるとしか思えない。好調と思われた日本ハム打線だったが、わずかのゲーム間隔の間に、急激な下降をたどってしまったのだろうか。安打はでても、連打がない。
このままでは、ナゴヤドームで決着をつけられる公算まで出てきた。
あまりにも不甲斐ない日本ハムのアウェイでの試合に、シリーズ全体の興味が失せる思いがする。シリーズは、ダルビッシュ一人では勝てないことがハッキリした。
せめて、札幌ドーム決着を期待したいが、期待できるか疑問だ。
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