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DATE : 2024/05/07 (Tue)
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DATE : 2007/12/10 (Mon)

注目の100㌔超級は、再び石井慧(国士大)と井上康生(綜合警備保障)の対決となった。試合は、井上の圧力に分がありそうな展開ながらも、序盤の指導によりリードした石井慧が、掛け逃げとも取られかねない仕掛けの連続で、井上康生に機会を与えず、かろうじて逃げ切りに成功した。勝敗は、石井になったが、見た目にも井上康生の力上位は明白だったように見えた。石井の技は出しても、決まるものでないことは明らかだった。しかし、力は上でも、攻め落とせないという井上康生の試合運びも問題で、課題は残ったままといってもいい。北京五輪代表争いは、まだまだ続くこととなりそうだ。

その他は、女子57㌔級は佐藤愛子(了徳寺学園職)がオール一本勝ちで制し、52キロ級は中村美里(東京・渋谷教育渋谷高)、 男子100キロ級は小林大輔(日大)が優勝した。

全体としては、北京五輪に不安の多い大会にとどまった。

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