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category: スポーツ
DATE : 2007/12/08 (Sat)
DATE : 2007/12/08 (Sat)
8日、嘉納杯2日目が、東京体育館で行われたが、日本柔道の復活を見ることは出来なかった。この日、目についたのは、女子70㌔級の上野雅恵(三井住友海上)と女子63㌔級の上野順恵(三井住友海上)の姉妹だった。姉の上野雅恵は、アテネ五輪以降低迷を続けていたが、復活の意志を感じる積極性が、粘り強い勝利を呼び込んでの優勝だった。妹の上野順恵は、これまで常に谷本歩実にさきを行かれつづけたが、この日に限っては、明らかに気迫も、体調も谷本を上まわった。決勝の対戦でも終始、攻めの姿勢をとり続けたのは上野順恵だった。谷本を1本に仕留めた投げは、切れ味最高といっていいものだった。谷本の巻き返しも当然あるだろうが、上野順恵の北京五輪候補としての浮上は、日本柔道にプラスが生まれたという意味で、大きな成果だったと言っていいだろう。
男子は、全て、海外からの参加者に、名をなさしめてしまった。次ぎにやって勝てるとはとてもいえない内容で、世界での相対的レベル低下を印象づける結果となった。
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