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category: 感想記
DATE : 2007/12/16 (Sun)
DATE : 2007/12/16 (Sun)
人間にとって、病気とは何なのだろうか。苦痛を与えるものであることは間違いない。病気になるまで、考えることもなかったことを、考えるようになる。仕事にも影響がある。続けられない場合もある。自分の周辺にいる人について考えることもなかったのが、考えるようになる。病気は、あるものを失わせるが、同時に何か新しいものを与えてくれることもある。自分が、死ぬことなど考えもしなかった人生を、考えさせてくれる。ひとがた流しの風習は、1日だけ、病気になる日を作ったのかもしれない。どんな生き方も、人生に変わりはないのだから、今、自分にとって、大切なことは何かを問うことの大切さが、ひとがたの人形に書かれた文字なのかもしれない。取り立てて筋書きがあるとも思えないドラマだったが、自分を考える時間にはなった。結構、ずしりとくるドラマだった。
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